原題:Underworld: Evolution
2006年(米)  上映:1h46
監督:レン・ワイズマン
脚本:ダニー・マクブライド
出演:ケイト・ベッキンセール/スコット・スピードマン/トニー・カラン/シェーン・ブローリー/スティーブン・マッキントッシュ/他

家族を殺したライカン(狼男族)への復讐を誓い、闇の処刑人となった女ヴァンパイア、セリーン。しかし一族の統治者ビクターが家族を虐殺していた真実を知り、セリーンはビクターへの復讐を果たす。しかしそのためにセリーンは同族からも追われる身となってしまった。そんな彼女の唯一の味方はヴァンパイアとライカンの混血種であるマイケルだけ。2人は追っ手から逃れながらも、やがて両種族の創世にまつわる秘密と、セリーンの中に眠る封印された記憶の謎に迫っていくのだった・・・。

前作が良かった方ならお勧めです。普通に面白い仕上がりにはなっていますが、特に目新しさはなく非常にオーソドックスな続編でした。

話としては、終わってみても結局あまり進展がなく、前作のオマケのような内容でした(色々とキャラが死にましたが)。

個人的に前作の最大の魅力は二丁拳銃をぶっ放すK・ベッキンセールのカッコ良さだったので、銃撃戦が減って格闘が増えてしまったのはとても残念。ストーリー自体には元々あまり期待していないので(失礼)、せめてそういうシビれる銃撃戦のシーンを一つでも見せて欲しかったです。

全体的にCGは増えているが、迫力は減っているという印象でした。

ラストのセリーンによるモノローグが『ターミネーター2』('91) そっくりだったのは唖然。

●関連作品●
『アンダーワールド』('03)

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■DVD■
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