F (3.11に寄せて 東日本大震災追悼) | あすらだの日常

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今回の記事は 本気の文章です。
おもしろくはありません。また不快感を感じる方はスルーしてください。

3.11 の話なのでストレスやフラッシュバックする方はご遠慮ください。










今回はBGMを IIDX19 Lincleの 「F」 にしました。
知ってる方は多いとは思いますがこの曲には特別な意味があります。

作曲のdj TAKA氏はこの曲にこんなコメントを寄せています。

「2011年3月制作のこの曲は、日本中が大混乱する中で生まれた楽曲です。
今より悪い状況はない、ここから一歩ずつ前に進んでいくだけ、という願いを込めて、
IIDXで最も低いDJレベルを意味する「F」と名づけました。」

そうです。東日本大震災に非常に関わり深いのです。

曲からも鎮魂や復興のイメージを感じ取れると思います。

さて 今年は震災から5年です。

当時の話を 自分のプライベート を振り返り
「5年」という時間をじっくり考えようと思います。


2011.3.11

未曾有の大災害 後にマグニチュードが最大の「9.0」に変更された東日本大震災

常識をはるかに超えた災害に連日TVはニュースを24時間流し
あのNHKがインターネット(ニコニコ動画)を無料開放し情報を随時発していました。

というのをかすかに覚えています。

実は自分は「当時の記憶」がほぼありません。
正確には「今の自分」ではなく「別の自分」が「今の自分」を演じてくれていました。

このブログを読んでくださっている方には隠さず書いていますが
自分は「多重人格者」です。

というのも(後に職場の人間の話等で補完された記憶ですが)

私はこの災害の前年 6月末に 前妻(事実婚)が自殺していて
そのショックで遺品整理の日からほぼ記憶がありません。

正確には「自分が知らない」のです。
あまりの精神的ショックで自分は 第4の人格 「芹」が表に出て
今の自分はほぼ冬眠に近い状態でした。

自分は他の人格になると その期間の記憶が残らない為
この2010年後半から大震災当たりまで正確に言うと「わからない」のです。

大震災の日 自分の古くからの知人に芹が安否確認をした記録があります。
知人は北関東在住ですが ライフラインが怪しいが生きていますと返答が来たのを
後日見て 涙することになります。

このころ ようやく自分と芹との時間が1:2ぐらいに回復してきたのを記憶しています。

今思うと よく仕事をしていたなと思います(汗

というか芹は「女性」の人格であり 能力は自分と同じ
若干趣向は違いますが 今の自分を演じるのはなんとかなったようです。

それどころかこのころ 仕事が丁寧になったのか(女性になっていますから細やかになったんでしょう)
当時の仕事(運転代行)で「管理職」への昇進が決まり
全体の配車担当+営業責任者 を預かることになります。

自分でない時にこんな大きな変化があるのは因果なものですが・・・。

その後 翌年にドクターストップが出るまで職場にはいました。

自分は北海道在住なので 直接的な被害は幸い少なく
ライフラインも問題ないという環境にいました。

自分にとってはやはり「前年の妻の自殺」のほうが震災よりもダメージがありました。

今 時間が経ってようやくこうして文章におこせますが
前妻の終の棲家のあたりに花を手向けることができたのは3年前です。

日本中が大変な時 自分は前年の妻の死のほうが大きかったのです。
不謹慎な話ではありますが・・・。

震災でご家族 親戚 知人 友人・・・・。
亡くされた方も多いと思います。

ここに不謹慎な自分を恥じると共に被災された方にお見舞いを申し上げます。


その後 5月7日 今は妻になっている女性に出会うまで
自分の回復は非常に遅く 顔色も悪く 白髪も増えたと当時の仕事仲間に聞いています。

やはり理解者の存在は非常に大きいですね、どんな状況でも。

一人では多分今でも頻繁に人格交代を繰り返し 体力を削られていたんだろうと思います。

今の妻は回復のきっかけであり 毎日感謝しています。
不思議と彼女と交際をはじめてから精神が安定していき
「交代」をほぼ起こさないまでに回復しました。

今の妻と 元交際者の同じ病気の女性

二人がいなければ ひょっとしたら今こうしてこの文章を書けていないかもしれません。


3.11

日本だけでなく世界が驚愕した災害(津波は外国にまでいっていたはずです)

いろいろTVが特集を組んでますが
先日見た番組でこんな注意をしていました。

「津波の映像と街や車が流されていく映像が流れます。
不快に思う方 または思い出したくない方 ショックを感じる方はチャンネルを変えてください」

その後 映像を自分は見ましたが
あれは・・・・ショックを起こす方もいらっしゃるだろうという悲惨な映像でした。

ただ 「忘れてはいけない」 事だと自分は思います。

それが震災で被害に遭われた方 亡くなられた方へに対する「生きている自分たちが出来ること」
だと自分は思います。



長文にお付き合いいただき有難うございました。

また次回から普通のブログに戻します。

今日だけはこれを書きたかったので。

3.11に寄せて。
あすらだ

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