メガネが必要な3Dテレビの普及は難しい状況になってきました。 | Aちゃんねる~2ちゃんねる重鎮コテA助様がゲームを斬る!

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 さて、最近になって個人的に買い意欲が高まっている3Dテレビなんですが、

世間的に見るともう無理かなといった感じですね。

メーカーは大画面モデルの大半を3D対応にしたり32型まで裾野を広げたりしていますが、

魅力がわかりやすい飛び出す映像は健康被害の可能性を払拭できない以上アピールに使えず、

さすがに映像の奥行きだけでは価格分の価値を訴求できないでいます。


 ただ、それ以前の問題として3Dテレビは売る側に問題が大アリだったと思いますね。

メーカーがそれぞれに3D映画を独占し自社製品を買ったユーザーに配布するやり方。

せっかくの数少ない重要なコンテンツである3D映画をメーカーが販促に利用してしまったため、

例えばブラビアユーザーは3Dの「アバター」を楽しめないなどおかしなことになってしまい、

結果としてコンテンツ不足に拍車をかけてしまったわけです。

このメーカーのテレビはフジテレビが見られない、このメーカーのは日テレが見られない。

そんなことになったら困るでしょう?

しかしながら3Dテレビをめぐる環境はそういったものなんです。

消費者軽視も甚だしいメーカー間の意地の張り合いで消費者はすっかり購入意欲をなくし、

メーカーが血みどろの値下げ合戦をしている安いテレビを買ってしまいました。

こうなってくると3Dテレビの巻き返しは望み薄。

さらには東芝が裸眼3Dテレビを投入したため数年後にはメガネなしのが出るとの認識が広がり、

3Dテレビ市場は風前の灯火。

結局いっこうにコンテンツが増えないのもそこなんですよね。

少ないユーザー向けに金をかけてコンテンツを作っても儲からないと。

だからBSで深夜に短時間の番組とか、スカパーHDでリピートばかりの専門チャンネルとか、

どうにもしょっぱいコンテンツしかないわけです。

「バイオハザード4」も、いかにも3Dテレビを売るために作った感じがして好きになれません。


 というように、一般消費者の視点で見ると3Dテレビはもう流行らないと思います。

今後は3D規格統一とか3Dテレビ自体の進化もあるでしょうが、

大型の裸眼3Dテレビが出てくれば今度はメガネの有無で消費者は迷うと。

もう詰んでしまったかもしれません。

ただ、俺はまだ3Dテレビを買いたいと思っています。

なぜならゲームと3D映像の相性はいいと思っているからです。

おもちゃレベルでしかないニンテンドー3DSではやはり物足りませんよって話ですよね。






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