さて、春商戦のふがいなさをごまかし、年度末の株価を押し上げ、
機関投資家の損失を一見少なくするために突如発表されたのであろうニンテンドー3DSですが
ゲームファンは俺の想像以上に冷静な反応をしているようですね。
しかし、春商戦の惨状で瀕死状態だった任天堂信者達は息を吹き返し、
早くても年末にならないと発売されないのをいいことにいい加減な情報を流しているようです。
特に酷いのが「ニンテンドー3DSは裸眼で3Dなのにソニーは高価なテレビとメガネが必要」というもの。
当ブログ読者の皆さんは当然おわかりでしょうが、ニンテンドー3DSの3D映像など所詮なんちゃってです。
3Dに見える程度のレベルであって、決して映画館や3Dテレビのレベルだと思ってはいけません。
任天堂は無知な消費者に「ニンテンドー3DSなら裸眼で3D映像が見れる」と勘違いさせ、
別物でしかない低品位な3D映像で消費者に新たな携帯ゲーム機を売りつけようとしているのです。
本気で高品位な3D映像を家庭に届けようとしているパナソニックやソニーに対し実に無礼であり、
ニンテンドー3DSを買った消費者が「3D映像なんてたいしたことない」と判断する材料にもなり、
他社の努力を踏みにじっての金儲けは到底許されることではありません。
任天堂は自分たちの3D映像はあくまでおもちゃレベルの子供だましであって、
他社様の物はこんなレベルではありませんとお詫びの告知をすべきだと思います。
それが誠意であり、けじめのつけかたではないでしょうか。
さらに任天堂の卑劣な手口が晒されています。
ハドソンの高橋名人が今回の報道発表で初めてニンテンドー3DSを知ったとつぶやいています。
情報の速さが売りのツイッターですが、図らずも任天堂がサードには新ハードの情報を流さず、
発売時には自分たちだけ時間をかけアイデアを練って作ったゲームを発売し差を見せつけるという、
実に卑劣極まりない不公平な競争をしていることが明るみに出てしまったのです。
こんな卑怯な任天堂に負けることなく、サードの皆さんには頑張って面白いゲームを作って
我々を楽しませて頂きたいものだと思いますね。
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