DS版「海腹川背」のゴタゴタは収束。酒井氏はネット上のユーザーに苦言。

　DS版「海腹川背」の件ではネット上であれこれ開発会社と販売会社の対立の噂が出回り、

ネット上のゲームファンの間で販売会社に対する批判の声が高まっていた。

たしかにユーザーがよりよい品質を求めるのは当然であり、

そういう視点では開発会社に時間をかけじっくり作ってもらいたいのは当然。

しかし、それを販売する側にとってはどうだろうか。

予測している売上で利益が出るよう開発させなければ損失を出してしまうわけだし、

開発会社には決められた期間や予算の範囲内で仕上げてもらわなければ困るのである。

それぞれに事情があるのだ。

本来ならそれを表立てて騒ぐべきではなかったのである。

　が、お店だよりをはじめとする一部のブログはそれを客寄せに利用し、

販売会社をまるで利益至上主義の任天堂かのように扱った。

そういった風評被害に対し酒井氏もコメントを出している。

それから、あまり触れたくない話ですが、今回、海腹川背のコアなファンの方々が
当初望んでいた開発体制に近い状態になったかもしれませんが、
こういう結果になった要因に関して、関係会社間のゴタゴタをネット上に晒し、
広めていた方々が、自分たちの活動が実を結んだ成果だなどと
誤解されることのないよう願っています。

　一件落ち着いたように見える文面だが、よく読めばかなりキツイ内容である。

それはそうだろう。

ユーザーにしてみれば開発会社にじっくり作ってもらいたいのは当然だが、

当初の納期や予算を守ってもらわなければ販売会社はたちまち困るのだ。

もちろん俺は今回どういうゴタゴタがあったのはまでは詳しく知らないが、

ネット上で無責任な噂を流した人間のせいで迷惑を受けた人がいることは間違いないのである。

　責任を取るとはどういうことか。

無責任に噂を流すことで事情通を気取るお店だより他一部のブログだが、

渦中の酒井氏の声をどう捉えただろうか。

ここまで言われたら馬鹿でも理解できるはずだ。

この件に限ったことではない。

責任を取りもしないくせに身勝手に噂を流し、他人に迷惑をかけるのはいい加減にしたらどうだろうか。