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上野の東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」を観てきました。すばらしい仏像の数々に感動です('-^*)/
今回はその様子をご紹介♪
日本に密教をもたらした真言宗の開祖、弘法大師空海。空海は日本にはじめて真言密教を伝え、以後仏教とその美術に大きな影響を残しました。
空海は生前「密教の教えはきわめて深遠で、言語で表現することは困難である。図画としての曼荼羅をもって人々に密教の世界を示す」と述べました。
曼荼羅(まんだら)とは、悟りの境地に至る道順を示した絵画のこと。この曼荼羅を仏像で立体的に表現したものが、教王護国寺(東寺)に並ぶ21体の「立体曼陀羅」なんですね~
そのうち、8体の仏像曼荼羅が今回の美術展に出現しています。
また「弘法も筆の誤り」「弘法筆を選ばず」なんてことわざがありますが、弘法大師空海は、唐に渡って密教を学び仏典を書写する過程から、当時最先端の唐の書法を会得したと言われます。
今回の美術展でも、弘法大師空海の直筆の書がいくつか展示されていました。さすがにその文字の美しさは、流れるようなまるで絵画を思わせるほどの書でした。
空海自身はこの「立体曼陀羅」の感性を目にすることはなくこの世を去りましたが、空海の思想が反映された尊像が選ばれ、それらが規則性をもって配置されています。
仏像は大きく4種類に大別することができます。「如来」・「菩薩」・「明王」・「天」。
このうち如来が、仏教における頂点で、何度となく生まれ変わり、修行を続けることで、誰もが如来になることができると説いています。

密教が生み出した「大日如来」だけは、他の如来を超越し、半眼豊頬で慈悲の眼差しをもち、優美な装飾品を身につけています。

「明王」は煩悩を憤怒の相で説き伏しているそうです。

「菩薩」は釈迦の修行時代の呼称。如来による救いを補佐するものと考えられています。

「天」は仏教に帰依した守護神。
東寺にあるこれら仏像の配置が示しているのが、悟りに至る、すなわち密教における最高の如来である「大日如来」に生まれ変わるまでの道筋だそう。
悟りに至ってない凡人であっても、この立体曼荼羅に近づけば、悟りの境地に至ることができるとしています。
どんな人でも煩悩を絶っていけば、悟りが開ける・・・深いですよねぇ~
美術展は、ちょっと混んでいるので感慨に耽っていられる状態ではありませんでしたが、間近で見る仏像は迫力があり、是非また東寺まで足を運んでゆっくり鑑賞したいなぁ~と思うほどすばらしかったです♪o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
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空海は生前「密教の教えはきわめて深遠で、言語で表現することは困難である。図画としての曼荼羅をもって人々に密教の世界を示す」と述べました。
曼荼羅(まんだら)とは、悟りの境地に至る道順を示した絵画のこと。この曼荼羅を仏像で立体的に表現したものが、教王護国寺(東寺)に並ぶ21体の「立体曼陀羅」なんですね~
そのうち、8体の仏像曼荼羅が今回の美術展に出現しています。
また「弘法も筆の誤り」「弘法筆を選ばず」なんてことわざがありますが、弘法大師空海は、唐に渡って密教を学び仏典を書写する過程から、当時最先端の唐の書法を会得したと言われます。
今回の美術展でも、弘法大師空海の直筆の書がいくつか展示されていました。さすがにその文字の美しさは、流れるようなまるで絵画を思わせるほどの書でした。
空海自身はこの「立体曼陀羅」の感性を目にすることはなくこの世を去りましたが、空海の思想が反映された尊像が選ばれ、それらが規則性をもって配置されています。
仏像は大きく4種類に大別することができます。「如来」・「菩薩」・「明王」・「天」。
このうち如来が、仏教における頂点で、何度となく生まれ変わり、修行を続けることで、誰もが如来になることができると説いています。

密教が生み出した「大日如来」だけは、他の如来を超越し、半眼豊頬で慈悲の眼差しをもち、優美な装飾品を身につけています。

「明王」は煩悩を憤怒の相で説き伏しているそうです。

「菩薩」は釈迦の修行時代の呼称。如来による救いを補佐するものと考えられています。

「天」は仏教に帰依した守護神。
東寺にあるこれら仏像の配置が示しているのが、悟りに至る、すなわち密教における最高の如来である「大日如来」に生まれ変わるまでの道筋だそう。
悟りに至ってない凡人であっても、この立体曼荼羅に近づけば、悟りの境地に至ることができるとしています。
どんな人でも煩悩を絶っていけば、悟りが開ける・・・深いですよねぇ~
美術展は、ちょっと混んでいるので感慨に耽っていられる状態ではありませんでしたが、間近で見る仏像は迫力があり、是非また東寺まで足を運んでゆっくり鑑賞したいなぁ~と思うほどすばらしかったです♪o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
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