固定資産税の概要です。(償却資産についてはここではふれません)
固定資産税評価額×1.4%=税額です。
固定資産評価額は、
土地については、地価公示価格の7割を目処として計算されています。
ちなみに相続税評価額は地価公示価額の8割が目処とされています。
地目(宅地・農地・雑種地等)別に評価されます。
地積は原則として登記簿によります。
家屋については、再建築価格を基礎に評価せれます。
再建築価格×経年減点補正率=評価額です。
*再建築価格とは、評価時点で新築するものとした場合の建築費です。
固定資産税評価額は3年に1度評価替えが行われます。
毎年だと事務負担が大きいからです。
1月1日の現況で評価されます。
免税点は、
土地が30万円、家屋が20万円です。
なお、固定資産税といっしょに都市計画税0.3%がかかります。
固定資産税等として、1.7%がかかります。
銀行の金利が0.○%の時代です。持っているだけでは金食い虫といえます(・・;)
30年持ち続けると、1.7%×30=約50%。半分税金でとられる計算になります。
実際には、評価が地価公示価格の7割であるため、そうはならないのですが・・
バカになりません。
不動産を多く持っている方にとって、固定資産税は非常に大きいのです。
住宅用地等の特例もあるのですが、不動産は持っているだけだと税金をとられるだけです。
不動産は、有効活用をどうするかが本当に大切です。
タックスプランニングの面からは、固定資産税は要注意税金です。
今回は、固定資産税の概要でした。
住宅用地の特例については、→こちら← を。