著名人・芸能人の「バッグ(化粧ポーチ)の中身、見せてください」というコンテンツが好きなアソシエです。



好きな著名人・芸能人の人が何を使っているのか、そしてその品を愛用している理由などを知ると、「へえ、なるほどなあ」と、とても興味深いんです。

特にそれが、自分が持ってるのと同じものや、これから購入しようか検討しているものだったら、ついつい熟読してしまいます。



今日、紹介する本は、芸能人の方が持っていたバッグの中に入っていたものでした。



置かれた場所で咲きなさい/渡辺 和子

¥1,000
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ベストセラーなのは知っていたのですが、なかなか読むまでには至らなかった一冊でした。

ところが、先日いつものように(?)、「バッグの中身、見せてください」を読んでいましたら、少し前に「おバカタレント」と言われていた女性タレントさんのバッグの中に、この本の他数冊が入っていたのです。

他の本は何の本かは確認出来ませんでしたが、写真の一番手前に写っていたのが、この本だったのです。



正直、「明るくかわいい」だけの女性かと思っていたのですが、忙しい合間を縫って、読書していることを知り、私の中での好感度が急上昇しました。笑

そして、どんな内容なのか、途端に興味を持つようになったのです。



著者は、キリスト教のノートルダム清心学園の理事長をしている女性です。

タイトルの「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に、何となくネガティブさや、我慢強さを感じて、それがこれまで「知っていたけど買わなかった」理由でした。

でも、読んでみると、意外なほどの積極性を感じた本でした。



この著者は、自分の日々の生活の中や、信仰、人、自分を襲う病気、老いなどから、さまざまな気づきを得て、それを実践していることが、本の内容からわかります。



「人生にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる」

や、

「希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること」

「自分のいのちに意味を与えることで、苦しい状況でも生きてゆくことが出来る」

には、読んでいて、とても力づけられました。



また、

「信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく」

というのは、最初意外だったのですが、読んでみるととても説得力と含蓄のある言葉だなあと思いました。