我々の・・・
世代が子供の頃は、
1億総中流時代といわれていて、
当時の人口が1億人で、
国民の大多数が、
自分を中流階級だと、
思っていたわけです。
当時は・・・
どこの家庭にも、
同じように子供が2~3人いて、
同じテレビをみて、
同じヒット曲を歌うような、
そんな時代でした。
ですから・・・
皆同じという感覚で、
周囲を見渡してみても、
お金持ちの人もいましたが、
極端に貧しい人も少なく、
当時の世論調査では、
自分を中流と答えた人が9割で、
自分を貧乏と答えた人が、
1割に満たなかったそうです。
それが・・・
1億総中流時代の、
当時の人の意識なのですが、
バブル崩壊から、
今度は格差社会になり、
格差は広がるばかりで、
問題視されています。
ところが・・・
勝つ奴は勝ち続けるし、
負ける奴は負け続けるわけで、
企業が年功序列を廃止して、
成果主義を導入した事で、
変わってしまったのです。
しかし・・・
ある意味当然な事なわけで、
一生懸命働いた人には還元し、
働かない人には少ししか還元しない、
全くダメな人はリストラされてしまう、
仕方ない事だと思います。
ですから・・・
大多数が中流階級なんてことは、
実際には不自然な事で、
結果アメリカに代表されるような、
格差社会になっていくわけで、
例えば子供の数だって、
世帯年収が2,000万円を超えるような、
共稼ぎのエリート夫婦に子供がいなかったり、
いても1人っ子だったりするのです。
一方で・・・
元ヤンの若い夫婦に子供が3人いて、
旦那さんは工事現場かトラックの運ちゃんで、
世帯年収300万円に満たないというのでは、
格差は広がるばかりです。
ですから・・・
そのような人にもチャンスを与えるような、
社会じゃなければならないと思うわけで、
その点我々の不動産業界には、
チャンスがあるのです。
つまり・・・
学歴なんかなくてもいいから、
意識が高く向上心と責任感があって、
コミニュケーション能力が高ければ、
年収2,000万円を狙えます。
要は・・・
世の中にエリート層も必要ですが、
少子高齢化時代において、
もっと必要なのは子供なわけで、
格差社会も問題とは思いますが、
人口減少問題の方が切実な問題で、
子供を増やさなければ、
この国は将来確実に、
終わってしまうのです。