相変わらず煙草は鬼の首を取った様に騒がれますね。

馬鹿に何言っても無駄なので静観でいいのですが、

身近なモノとして水道水を。

 

日本は既に水質汚染が酷い国。

総トリハロメタンは

クロロホルム

ブロモジクロロメタン

ジブロモクロロメタン

ブロモホルム

の総称。

 

日本の基準は0.1mg/L以下

水道法の定義で0.1PPM

 

WHOの基準は0.03PPM

ドイツの基準は0.025PPM

 

諸外国やWHOの基準を順守しているなら

発ガン性は確認出来るものの認められる訳でもない

らしいんだけど日本の基準値だと当てはまらない。

 

そもそもIARC(国際がん研究機関)が矛盾した事を

平気で言ってる。

 

総トリハロメタンの発がん性は認められないが

クロロホルムは認められる

 

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そのクロロホルムの基準は0.06PPM

他の3種も独自の基準があります。

ブロモジクロロメタン 0.03PPM

ジブロモクロロメタン 0.1PPM

ブロモホルム 0.09PPM

 

つまりトリハロメタンを規制するのであれば

WHO基準が妥当で、出来ればドイツくらい気を使って下さい、

なんだけど、日本は違います。

 

水道水として蛇口から現れるトリハロメタン基準は

0.1PPMで合法になります。

 

これが現在日本の水質に対する消毒薬の限界値。

水質の改善法や改善案がまるで皆無なので

この先、消毒が増える事があっても

減る事は有り得ません。

 

オゾン殺菌の処理でも送水では塩素消毒液を使うので

基本的に何も変わりません。

 

フミン酸はろ過出来ても、フミン質はろ過出来ないので

トリハロメタン以外にもアルデヒド系が塩素により

科学反応を起こし発生しています。

 

煮沸すればトリハロメタンは消える、と言います。

水の沸点は100℃

総トリハロメタンの沸点は60℃

3分、5分くらいでは濃縮され気化しますので

換気扇全開で最低でも20分。

無くしたいのであれば50分程必要。

 

まあ50分も沸騰させる人はいないと思います。

 

ネットの情報で5分もすれば抜けるとありますが

5分程度では濃度は逆に数倍にも上がってるので

20分は沸騰して下さい。

 

トリハロメタンの実害は発がん性以外にも

中枢神経系

腎臓

肝臓

中絶率up

等がデータとして残っていますが怖いのは

気化したトリハロメタンの毒性は水の1000倍と指摘されてる事。

吸いこんで肺や腸へたどり着くわけですが

血液中にも入り込み、全身を巡ります。

もちろん排泄されますが、わざわざ高濃度に

晒される必要はありません。

 

よくおばあちゃんが漂白剤(次亜ソーダ系)を使う時は

外でやりなさいと言っていたのを思い出します。

 

下水処理が進んだ都市部ではニトロソアミンも注意が必要です。

2010年にアメリカで水道水に紛れたことにより研究が

続いていますが、日本では水道管理の項目にすらありません。

 

家庭用洗剤、シャンプー等に含まれる成分が

クロラミン消毒剤(塩素とアンモニウムの化合物)が反応。

環境保護庁は早い段階で

ヒトに発がん性が疑われる物質と認定しています。

 

クロラミンやモノクロラミンは塩素と違い揮発しません。

なのでチオ硫酸ナトリウムで除去しなければ

水槽で飼育するお魚さんが趣味の人は要注意です。

日本の水道は民営化するそうなので、確実に外資が入るので。

 

人の身体の70%は水(水分)で出来ている。

 

この前提で考えるのであれば、水道水は

楽観視して良いものではありません。

 

せめて台所やお風呂、シャワーに

簡易の浄水器を使う事をお奨めします。

 

煙草?それどころじゃないんだって、本当に。