日本人のカンテラ入団記事の真相 | 欧州サッカークラブとの仕事を語るブログ

日本人のカンテラ入団記事の真相

昨日、日本人の少年、野島快王君がバルサのカンテラに入団したとの
ニュースが駆け巡りました。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20101007/CK2010100702000062.html


もし、本当なら素晴らしいニュースです!
今後日本人がどんどん海外の一流クラブで若いうちから経験
できれば、日本サッカーの強化にとって、すごく前向きな話
です。


ただ、いくつかニュースを読んで、???と思うところがあった
ので、バルサカンテラの、ベンハミンAのコーチに日本人が入団
したって本当?て聞いたら、下記のような返事が返ってきました。


Hola Mitsuru,

No hay ningun japones aquí, ni han fichado a nadie.
En teoria seria Alevin A y conozco a todos los
jugadores de ese equipo y no hay ningun japones.

ここには日本人はいないよ。それに誰とも契約していない。
理論的にはアレビンAだと思うけども、そのチームの選手
を全員知っているけど、日本人はいないよ。

Ademas que no ficharian a un nene de esa edad para venir
aquí sin los padres, y menos para estar en casa de otra
familia existiendo la masia.

さらに、バルサは両親なしで、その年代の選手と契約すること
はないと思う。さらにマシア(寮)があるにも関わらず、
ホームステイするというのもないと思う。


僕個人としては、日本人が1人でもカンテラに入ってその実力
が認められれば、今後もその流れが続いていくので、非常に
喜ばしいことなのですが、本当のところはどうなんでしょう。。


記事によると、この少年は来週現地にいくと書いてあるので、
現地で日本人を見たことがないというのは、確かにそうだと
思うけども、確か、今バルサの中で12歳以下の選手はカタ
ルーニャ人以外は契約しないという規則になっているので、
それを曲げてまで契約するとなると、本当にメッシ級だと思う
し、仮にメッシ級だとしたら、両親を含めての移住になるか、
マシアでの生活になるかのどちらかになるはずだと思うんだが・・。


ん~。わからない。
本当のところはどうなんだろうか。


来週、バルサのカンテラコーチたちと現地で会う機会がある
ので、いろいろ聞いてみます。


でも、本当だったら、まじですごいな~。