ヨーロッパGP-予選 | 亜洲虎のブログ

亜洲虎のブログ

1997年前に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。

2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

カスピ海を望むアゼルバイジャンのバクー市街地サーキ

ットにて、18日(土)日本時間22時から2016年FIA F1世界

選手権第8戦ヨーロッパGP予選が実施された。



予選前に実施された土曜フリー走行では初日の両セッショ

ンでトップに立ったハミルトン(メルセデス)が最速タイムと

なる1分44秒352を記録し、2番手のロズベルグ(同)に0.258

秒差をつけた。3番手にはフォース・インディアのヒュルケン

ベルグが続いた。もう1台のフォース・インディアを駆るペレ

スはセッション終了時にターン15でクラッシュし、ギアボック

ス交換を強いられて今回の予選結果から5グリッド降格され

ることが決まっている。

予選スタート時天候は晴れ、気温27℃、路面温度40℃、湿

度57%のドライコンディションだった。第1関門であるQ1が始

まると、メカニックの奮闘でマシン修復を完了させたペレスと

ボッタスを含め、各車がスーパーソフトを履いてタイムアタッ

クを開始した。

メルセデスコンビが早速1-2体勢を築く中、最後にガレージ

を後にしたのがフェラーリ勢。フェラーリが2台そろってトップ

10につける前に、1分43秒台に入れたロズベルグをはじめ、

2番手ハミルトン、3番手リカルド(レッドブル)、4番手ボッタ

スと6番手フェルスタッペン(レッドブル)らはすでにピットへ

戻っていた。

初日と同様、曲がりきれずにランオフエリアに飛び出すマシ

ンが多い中、Q1突破をかけてプッシュしていたバトン(マク

ラーレン)は、混み合うコース上でペースを伸ばすことがで

きずに19番手にとどまる。17番手のハリアント(マノー)から

ウェーレイン(同)、バトン、エリクソン(ザウバー)、マグヌッ

セン(ルノー)、パーマー(同)がここで予選を終えた。

Q2がスタートするとリカルドとヒュルケンベルグを先頭に各

車が順次コースイン。ザウバーのナッサーがコントロール

ラインを通過せずにピットに戻ったほか、ターン16でスピン

を喫したヒュルケンベルグも走行を中断してガレージに帰

還している。

初回タイムアタックではロズベルグが1分42秒台をたたき

出し、ペレス、ベッテル、ボッタス、ライコネンが上位に並ん

だ。ハミルトンは8番手につけている。

ハミルトンはQ2が後半に入ってもターン7でコースオフして

タイムをまとめられないでいたが、最後の最後で2番手に飛

び込んでQ3行きの切符を手にした。

Q3に進んだのはロズベルグ、ハミルトン、ペレス、リカルド、

フェルスタッペン、ベッテル、ボッタス、ライコネン、クビアト(

トロ・ロッソ)、マッサ(ウィリアムズ)の10名。

11番手グロージャン(ハースF1)以下、ヒュルケンベルグ、サ

インツ(トロ・ロッソ)、アロンソ(マクラーレン)、グティエレス(

ハースF1)、ナッサーがQ2でノックアウトされた。

Q3ではスタート前からピットレーン出口で青信号を待ってい

たリカルドとクビアトをはじめ、マッサ以外の面々がまずはガ

レージを後にする。

序盤は1分43秒台を刻んだペレスがトップに立ち、ベッテル、

ライコネン、クビアト、リカルドが上位に名を連ねた。ハミルト

ンはセクター1を最速で通過するも、ターン15で突っ込み過

ぎてエスケープゾーンの逃れている。

しばらくタイムシートの後方にとどまっていたロズベルグは、

残り3分を切ったタイミングでペレスを上回るタイムをマーク

した。その直後、ハミルトンがターン11のウォールに左フロ

ントタイヤをヒットさせ、セッションは約2分を残して赤旗中

断となる。

この時点のオーダーはロズベルグ、ペレス、ベッテル、ライ

コネン、マッサ、クビアト、リカルド、ボッタス、ハミルトンに

ノータイムのフェルスタッペンが続く形。フェルスタッペンは

セッション序盤でタイムアタックに乗り出した際にボッタスと

あわや接触というシーンがあり、手を上げて怒りを示して

いた。

数分の中断の後にセッションが再開されると、ピットレーン

でそれを待ち構えていたマシンが一気にコースへなだれ込

んだ。暫定ポールのロズベルグはガレージを動かず、コー

スインするもタイミングが合わなかったマッサはピットへ引

き上げた。

残る7名がラストアタックに挑むも、トップと2番手には届か

ず。1分42秒758を記録したロズベルグがアゼルバイジャ

ン初のポールポジションを獲得し、ペレスが予選2番手に

つけた。3番手リカルドと4番手ベッテルは1000分の1秒ま

で同じタイムをマークしている。

5番手につけたのはライコネンで、以下マッサ、クビアト、

ボッタス、フェルスタッペン、ハミルトンがトップ10という形

で予選は決した。

マクラーレン・ホンダの両名は、フリー走行からすると思

うような結果を残せませんでしたが、決勝に期待しましょ

う!