日本への帰国が


3月末とほぼ決まったウラ方家。


でも、実は、ウラ方正直言って帰りたくありません。


一番の理由は


日本にいて、平和で、穏やかに生活できる。


という確認が持てないからです。


2011年の東日本大震災。


3月11日は、東京にいました。


ものすごく揺れて、テレビで


「これから、10メートル級の津波が来ます。」

と報道されていたのもみました。


まもなく、津波に飲み込まれたシーンも


あったと思います。


現実として、受け止められないくらい衝撃的でした。


自然災害は、いつ、なんどきくるか、わからないものだし

それについて、怖い!と言っても

神のみぞしる領域なので、

甘んじて、何かあっても受け止めるとして


「テロ」なんかがもし、起こったら・・・・。


これも、経験ありました。地下鉄サリン事件。


日本人が日本人を標的にした、まさに「テロ」


この日、すでに、その時間には、私は上野にある

会社の事務所におりました。


誰かが


ビルのほうから走ってきて


「地下鉄が大変だ!何かまかれた。オウムらしい。」


と叫んでいる声が聞こえました。


上野の地下鉄への入り口はすべてシャッターが下ろされました。

シャッターが下ろされたのをみたのははじめてでした。


「オウム?」「オウム?」


確かに、その事件の少し前に、週刊誌で


「某宗教団体が怪しい松本サリン事件。」

という記事で知った名前でした。


そして、今度は、外国勢力からも、ついに

標的と名指しされました。


自然災害と人災。

何があるかわかりません。


そして、軍隊なんかになって、もし徴兵制となれば

わが子も軍隊に入らなければなりません。


嫌です。国のために死なせるなんて、絶対嫌です。


そこで、考えました。


どこか、安全な国はないか?と。


夫は、中国は強いし


ISILのテロはない。


中国の場合は、外国からのテロではなく

内部の少数民族問題のテロはあるが・・・。


「だったら、このまま、中国に住んでいたほうが安全なの?」


でも、それは、やはり、危険です。


理由はないのですが


外国人がすみ易い国とは思えませんもの。


ならば・・・。


と。軍隊のない、小さな小さな国。


カリブ海の南にある島国。


なぜか中国と友好国で、中国人も多いらしい。


「そうだ!その国で、日本食好きの中国人向け

日本食レストランやればいいんじゃない?」


お金もそこそこでいい。


毎日、暖かいところで、海にもぐって暮らせたら。


最高だな。


実現は今のところ、1パーセント。


1パーセントは、0ではない可能性として残したい夢だから。