2014年6月28日(土)開催の料理教室は、急きょ内容変更となり、モンゴル料理をつくりました!
講師は、アジアンロード理事でもある内モンゴル出身のサルラさん。
メニュー
ホーショル(揚げ餃子)
【材料】中力粉・強力粉(合わせて500gぐらい)、長ネギ(2本)、生姜(少々)、牛豚ミンチ(大1パック)、塩(小さじ半分)、胡椒(小さじ1)、醤油(小さじ2)
【材料】中力粉・強力粉(合わせて500gぐらい)にんじん1本、じゃがいも2個、ジンギスカン用羊肉(1パック)
酸奶水果(ヨーグルトサラダ) でした。
【材料】無糖ヨーグルト、りんご、パイナップル、バナナ
内モンゴルでは、あまり野菜がなく、肉料理が多いとのこと。
さらに味付けも、あまり他の調味料を使うことが無く、塩のみの味付けが多いのだそうです。
まずは、うどんの麺にする生地作り。
強力粉と中力粉を混ぜたものに、少し少ないのではないかと思うぐらいの量の水を加えて練っていきます。
・・・ん?宮秋理事長の班、水を入れすぎたか
気にしない。気にしない
(このときの水の量が、出来上がりに大きな影響を与えたのは言うまでもありません。。。)
次に、ホーショルの具材準備です。
長ネギをみじん切りにして牛豚ミンチに加えます。
味付けは塩、胡椒、醤油。少しずつ加えていき、加減します。
ここでサルラ先生。
「日本人は味見をするでしょ。モンゴル人はにおいで判断するよ。」
...“においで判断”
そのままボールを手に取り、匂いを嗅いで味の調節を考えます。
参加者の皆さんもボールを手にとってみましたが、、、先生ほどは分からなかったかも
少し寝かせたホーショルの生地(時間が掛かるため既に仕込みをされていました!耳たぶぐらいの柔らかさまで粉を練ります。)を一口大ぐらいの大きさに切り分け、麺棒で伸ばします。
そして、具材を包むのですが、ここで包み方のポイントを伝授。
手のひら大の大きさに丸く伸ばした生地に具材を載せ、もう一枚、生地を上に載せます。
ホーショルはおもてなしをする時の食べ物。
太陽を象っているとも言われている、飾りつけのような形をつくります。
難しいように見えた形作りも、実際に生地を触って作っていくうちに、皆さん上手になっていきました♪
包み終わったホーショルは、きつね色になるまで油で揚げます。
こんがり、いい色、美味しそう。
料理教室の最初に取り掛かった、うどんの麺。は、
ここで生地を広ーく伸ばし、さらに折りたたんで、麺状になるように切ります。
にんじん、じゃがいも、羊肉を適当な大きさに切り炒めたら、水を入れて煮込みます。
だしも取れて具材も柔らかくなって一石二鳥!
ある程度まで煮込むと灰汁が出てくるので丁寧に取り除いたら、調味料と麺を投入。
本来ならば塩味のみだそうですが、薄味が気になるようであれば醤油なども入れてOK。
麺が柔らかくなるまで茹でられたら出来上がり。
ヨーグルトサラダは、一口大に切った果物にヨーグルトを混ぜるだけの簡単デザート。
無糖ヨーグルトと果物の甘みが合わさって、まろやかな味になります。
今回はアジアンロードを初めて知っていただいた方々のご参加もあり、またサルラさんからは、内モンゴルのお話をたくさん聞くことができました。
内モンゴル、外モンゴルとは何がどう違うのか?など、勉強になることもありますね。
楽しく、美味しく、貴重な時間を過ごせた料理教室でした