高校生クイズで出てきた言葉、イドラ。
気になったので調べてみた。
↓Wikipediaより引用
イドラ(idola)とはラテン語で偶像の意味。フランシス・ベーコンによって指摘された人間の偏見、先入観、誤りなどを帰納法を用いて説いたもの。アイドル(idol)の語源である。4つのイドラがある。
種族のイドラ…感覚における錯覚であり、人類一般に共通してある誤り。
洞窟のイドラ…狭い洞窟の中から世界を見ているかのように、個人の性癖、習慣、教育によって生じる誤り。世間知らずの意もあるらしい。
市場のイドラ…言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見。言葉や言語が引き起こす偏見。口コミなどが挙げられる。
劇場のイドラ…思想家たちの思想や学説によって生じる誤り。思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。
この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すとベーコンは考えた。
なかなか面白い。
イドラを取り除くことって難しい。
それは偏見ですよといくら説いても人はなかなか見る目を変えられないものだ。
偏見をなくすには、自分が自分ととことん向き合うしかない。
イドラを取り除くプロセスと真理に辿り着くプロセスは同時進行だと僕は思う。
まずは身近にある小さな問題をとことん考え抜くこと。
それが真理へ辿り着くため、イドラを取り除くための第一歩。
自分のやりたいことができない状況についてだっていいし、冠婚葬祭の儀式の存在についてだっていい。
テレビって何だろう、コンセントって何だろう、ロックって何だろう……。
iPhoneって便利だな、ネットって便利だな、ところで電気ってどうやって生み出すのがベストなのかな?
日常には考えるきっかけが溢れるほどにある。
そのどこからでもいい、とことん考え抜くこと。
手に職をつけるために知識や技術を求めて資格をとったり、受験をして大卒という資格をとることなんかよりも、いろんなものについてとことん考え抜くことの方がずっと大事。
社会に適応することばかり考えていたら、それだけて人生が終わってしまう。
真理に辿り着くことなく死んでしまう。
できるだけ若いうちに真理に辿り着き、人の本当の幸せのために動くことができたら最高じゃないか。
自分のやっていることはきっと人の役にたってるんだろうなぁとなんとなく思うより、人の幸せを見定めてから自分が動くべきだと思う方向へぶれることなく進んで行くことの方が格段に良いとは思わぬか。
みんなが真理に辿り着いたなら、みんな協力しあえる世となる。
僕は、その時がなるべく早く訪れるように、できるだけ多くの人を真理へと導きたい。
だからこの記事も書いている。
人の進歩のスピードを速めることが、僕の仕事。
人の成長が早くなればなるほど、人の幸せはどんどん大きくなる。
アイドルに心癒されることも人の幸せ。
イドラを取り除き真理に辿り着くことも人の幸せ。
みんながイドラを取り除く必要はない。
真理に辿り着こうと思って無理し続けてヨボヨボになってしまうくらいならば、のらりくらりと趣味に生きた方が幸せだろう。
でも、日常に少しでもイライラすること、思うようにいかない不満があるとすれば、深く深く考え抜いて真理を求めることを勧めたい。
あなたの人生に幸あれ!!
ではすのう( ´ ▽ ` )ノ
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