---サルの波乱万丈!?(2)「励猿」---
~The世界遺産より 日光~
日光東照宮の厩舎(神厩)の木彫。「三猿」の3つ隣に「励まし猿」がありあます。 →三猿は日光①にて
①親元での子猿
②三猿
③親離れ猿
④大志猿
⑤励猿
⑥恋猿
⑦夫婦猿
⑧孕猿
そしてまた①へ・・・。
⑤の「励まし猿」。「三猿」がダントツの知名度を誇りますが、波乱万丈の一生の中で、「励まし猿」が輝いて見えます。
困難に面した時、心がふさぐ時、逆境にあるとき、悩める時、「励まし猿」の存在が、人を救います。
励ます子猿も、決して強い存在ではありません。励ましが必要な存在です。その子猿が、逆境にある、仲間の子猿を励ましています。
背中にそっと手をやる右手。
震災復興のスローガン「がんばれ!日本」にも繋がるかもしれません。
「励まし猿」に励まされ、「励まし猿」になること。
人を、友を、隣人を、如何に、励ますことが出来るか。
人を励ますことが出来る力の和(合計)が組織の力かもしれません。
2人以上が組織とすれば、恋人同士、家族、学校での仲間、企業、地域の共同体、国・・・。身近な励ます力は弱ってはいませんか?
子猿ならぬ、大猿で力を持ちながら、私心から、人を「励ます」どころか、破壊することが日課となっているリーダーらしき人も散見されます。
横暴・専横の極み。
そんな大猿の顔は忘れて。
「励まし猿」の表情良いと思いませんか。子猿です。きりっと前を睨みすえる眼光。
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