岡本太郎~TAROの塔(NHK土曜ドラマ)~「手の椅子」 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

季節、暦、時事をみつめて、気ままに書き綴ります
吹く風と流れる水、自然のあるがままを訪ねて
小さな「幸せ」「豊かさ」「健康」は身近に
考え方の整理整頓で「明日」「生き方」「行動」が輝きます
心豊かに 笑顔で そして健康に

---岡本太郎~TAROの塔(NHK土曜ドラマ)~---

 岡本太郎を描いたドラマが放映されます。生誕100年とのこと。NHKの企画です。

NHK 土曜ドラマ「TAROの塔」

   
全国各地に、作品が点在します。
都内にも・・・・。
 青山、渋谷、四ツ谷、銀座、・・・・・。

→14の顔~岡本太郎作~ 「明日への神話」「子どもの樹」

→4つめ顔の行方?!~太陽の塔そして14の顔~

 「太陽の塔」は、映画「20世紀少年」でも活躍!?しました。


以前、ブログでも触れた、行方不明の「4つめの顔」は発見されたのでしょうか。。。。。

 岡本太郎作品のモチーフ、「顔」「目」そして「手」・・・・。

「手」・・・。手の作品に、作者の後世に残る仕掛けを感じます。

 古都奈良の商店街、奈良漬、三笠饅頭をあつかう商店の軒先にある「手の椅子」。色は、古都だけに、「仏像色」!?にしか見えません。

 本家本元の展示から各地には、「赤」「白」「黄」「青」「緑」「黒」・・・「水色」「レモン色」!?などがあります。 

 「仏像色」は「黒」とは別物です。光沢が・・・・・。光の加減でないはず。。。おそらくwww。

 作品「手の椅子」は1967年のもの。

各地で出会うとまるで孫悟空のようです。雲に乗り、行けども行けどもお釈迦様の手の中・・・・・・。

 地から生えた手・・・・。衆生を救う手にも思えます。一点ものとしての展示されている場合、他の作品の主張!?と同じく座ることを拒否というか、座ることが憚られます。

 手の「救い」感からは、「どうぞ」との促しが聞こえてきます。一方、ありがたい仏様の御手に座ることは、やや憚られます。

 さて、作者は、座ることを促したのでしょうか?拒否したのでしょうか?生誕100年の今、想像するのみです。


 この作品「左手」・・・・。「右手」の作品は見かけません。

「左手」は右脳の出先とすれば、感性および直感力の手です。心の手であり、潜在意識の手です。

 「右手」は、左脳の出先。

ドイツの独裁者の写真は、右手を掲げます。「権威権力」の手。

 「力」の手。悪い意味ばかりではありません。力で支えなければならないことが「現実」です。


 左手は「支援の手」。右手は「支配の手」。


岡本太郎は「手の椅子」に何を表現したのでしょうか。

空想芸術論・・・は、将に左脳、左手の「直感」の世界です。

 →ブログ一覧

 人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ  ブログランキング  ペタしてね  

読者登録してね  フォローしてね