脳をだますという指導方法 2 | あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

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うまくいかないな、どうしたらいいのだろう?進路のこと、仕事のこと、子育て、夫婦・家族・職場の人間関係で、悩むあなたを応援します。スクールカウンセラー、自治体の相談員の経験があり、社会福祉士で臨床検査技師の私がお話をうかがいます。

おはようございます、本田章子です。

長崎は、ずいぶん涼しくなりました。

朝方は、23℃くらいまで下がって、肌寒いです。

脳をだますという指導方法 の記事の中で、

長崎の気温が、37℃で・・・という話を書いてました。

37℃ー23℃=14℃!!!

うわぁ~すごいわ~。

この急激な気温の変化のおかげで、

暑さボケしていた私の脳細胞も刺激を受けて

ようやく動き出した感じです。(苦笑)


では、お待たせしました、続きです。

まずは、質問から始めます。

「脳をだます」という表現について、あなたはどう思いましたか?


へぇ~、どうやって?と興味を持った方もいれば、

何だか怪しい話だなぁ・・・と思った方もいると思います。


興味を持った方は、眼を見開いて、身体の重心は前に来ています。

大げさに表現すると、こんな目をされているのではないかな⇒ (◎o◎)

一方、疑った方の眼は、こんな感じ。 (;一_一)

重心は後ろで、気持ちだけでなく、身体も後ろに引いています。

さて、あなたのリアクションは、いかがでしたか?


重心が前か後ろかで、どっちが良い悪いではありません。

一つの言葉を聞いて、どうとらえるかで、これだけ反応が違うのです。


じゃあ、何がどう反応して、その人の動き方が違うの?

そもそも身体の動きって、何で決まるのでしょう?

質問と???の嵐で、ごめんなさい。


指示を出しているのは、脳です。

言葉を聞いて、判断して、感情が起きて、身体の動きへ・・・ということです。

こう考えると、脳は、情報を得て、状況を見て、

その人の動きを決める司令塔です。

宇宙戦艦ヤマトでいえば、沖田艦長です。

(いきなり、宇宙レベルの話かよ・・・・苦笑)


脳は何かを判断する時、今までの経験や知識を総動員して、

どう動くのかを決めるそうです。

前やってみて、うまくいったとか、失敗したとか、

得意とか不得意とか、易しいとか難しいとか。


でも、沖田艦長みたいなベテランだったら、安心ですね。

司令塔の判断が、的確で、ミスがないから、

ヤマトが、無駄なく無理がなく動けるのだと思うのですが、

私たちが、自分の行動に関して、

指令を出す時は、どうでしょうか。


乏しい体験をベースに、どうしようかなぁ・・と考えていますから、

かなり怪しい判断をしているのではないかな。

私は、さらにそそっかしいので、判断の正確さは、ガタンと落ちます(泣)


加えて「失敗すると嫌だなぁ・・・」と思うと、ますます委縮して、

指令の内容も、あやしくなっちゃう。

その結果、失敗する方向に進んで行く、と事態に・・ということも。


気持ちがグラグラして、肝心な時に力を出せないとか、

力があるのに、指令の出し方が上手くいかずに、失敗する。

バスケのメンタル指導のときに、「負ける努力をしてるよねぇ~」と

溜め息をつくことも多いです。

おい!聞いてる?高校男子バスケ部員!!

君たちの十八番だよね!!(怒)


気を落ち着けて、話を進めます。


失敗する努力は、皆さん、やっていると思います。


例えば、ランニングをしようかな、という時、

やりたい、とか、やらなくちゃ、と思う人は多いのですが、

実際に始める人は、全員ではないですね。

実際、走るようになって、続けるとなると、さらに人数が減ります。

その一方で、「三日坊主でした~」という仲間がどんどん増えます。


ここで大事なのは、重心をどこに置くかということ。

重心が前に来ていると、動きやすそうだけど、

重心が後ろに来て、気持ちも心も、引いちゃっていると

次の動きに移るまで、ちょっと大変。


何かを始めようとか、続けようというときも、

どうしようかな、と思ったときに、

重心が前に来ているか、後ろに来ているか、で

動き方が違います。


ここで、司令塔を脳だけにしておくと、変えることは

難しいと思います。

司令塔に、指令を出しやすくする。

その出した指令に対して、結果に繋がる行動をくっつける。

さらに、それを戦略的にやっていく。

それが、「脳をだます」ということ。

つづけます。