おはようございます、本田章子です。
長崎は、ずいぶん涼しくなりました。
朝方は、23℃くらいまで下がって、肌寒いです。
脳をだますという指導方法 の記事の中で、
長崎の気温が、37℃で・・・という話を書いてました。
37℃ー23℃=14℃!!!
うわぁ~すごいわ~。
この急激な気温の変化のおかげで、
暑さボケしていた私の脳細胞も刺激を受けて
ようやく動き出した感じです。(苦笑)
では、お待たせしました、続きです。
まずは、質問から始めます。
「脳をだます」という表現について、あなたはどう思いましたか?
へぇ~、どうやって?と興味を持った方もいれば、
何だか怪しい話だなぁ・・・と思った方もいると思います。
興味を持った方は、眼を見開いて、身体の重心は前に来ています。
大げさに表現すると、こんな目をされているのではないかな⇒ (◎o◎)
一方、疑った方の眼は、こんな感じ。 (;一_一)
重心は後ろで、気持ちだけでなく、身体も後ろに引いています。
さて、あなたのリアクションは、いかがでしたか?
重心が前か後ろかで、どっちが良い悪いではありません。
一つの言葉を聞いて、どうとらえるかで、これだけ反応が違うのです。
じゃあ、何がどう反応して、その人の動き方が違うの?
そもそも身体の動きって、何で決まるのでしょう?
質問と???の嵐で、ごめんなさい。
指示を出しているのは、脳です。
言葉を聞いて、判断して、感情が起きて、身体の動きへ・・・ということです。
こう考えると、脳は、情報を得て、状況を見て、
その人の動きを決める司令塔です。
宇宙戦艦ヤマトでいえば、沖田艦長です。
(いきなり、宇宙レベルの話かよ・・・・苦笑)
脳は何かを判断する時、今までの経験や知識を総動員して、
どう動くのかを決めるそうです。
前やってみて、うまくいったとか、失敗したとか、
得意とか不得意とか、易しいとか難しいとか。
でも、沖田艦長みたいなベテランだったら、安心ですね。
司令塔の判断が、的確で、ミスがないから、
ヤマトが、無駄なく無理がなく動けるのだと思うのですが、
私たちが、自分の行動に関して、
指令を出す時は、どうでしょうか。
乏しい体験をベースに、どうしようかなぁ・・と考えていますから、
かなり怪しい判断をしているのではないかな。
私は、さらにそそっかしいので、判断の正確さは、ガタンと落ちます(泣)
加えて「失敗すると嫌だなぁ・・・」と思うと、ますます委縮して、
指令の内容も、あやしくなっちゃう。
その結果、失敗する方向に進んで行く、と事態に・・ということも。
気持ちがグラグラして、肝心な時に力を出せないとか、
力があるのに、指令の出し方が上手くいかずに、失敗する。
バスケのメンタル指導のときに、「負ける努力をしてるよねぇ~」と
溜め息をつくことも多いです。
おい!聞いてる?高校男子バスケ部員!!
君たちの十八番だよね!!(怒)
気を落ち着けて、話を進めます。
失敗する努力は、皆さん、やっていると思います。
例えば、ランニングをしようかな、という時、
やりたい、とか、やらなくちゃ、と思う人は多いのですが、
実際に始める人は、全員ではないですね。
実際、走るようになって、続けるとなると、さらに人数が減ります。
その一方で、「三日坊主でした~」という仲間がどんどん増えます。
ここで大事なのは、重心をどこに置くかということ。
重心が前に来ていると、動きやすそうだけど、
重心が後ろに来て、気持ちも心も、引いちゃっていると
次の動きに移るまで、ちょっと大変。
何かを始めようとか、続けようというときも、
どうしようかな、と思ったときに、
重心が前に来ているか、後ろに来ているか、で
動き方が違います。
ここで、司令塔を脳だけにしておくと、変えることは
難しいと思います。
司令塔に、指令を出しやすくする。
その出した指令に対して、結果に繋がる行動をくっつける。
さらに、それを戦略的にやっていく。
それが、「脳をだます」ということ。
つづけます。