こんにちは、本田章子です。
風邪から、副鼻腔炎になって、ダウンしていましたが、
病気療養も、無事終わり、動き出しています。
ご心配をおかけして、申し訳ありません。
仕事を極力減らしましたが、
学校のカウンセリング業務は、休めませんでました。
というのは、「学校に来れない生徒」あるいは、
「学校に来れなくなる生徒」を複数抱えているからです。
年度末近くになって、出席日数が足りなくなると、
進級できない事態になります。
気が抜けません。
学校に行けないのは、
「本人のわがまま」とか、「本人に根性がない」と
バサリと言い切ってしまう人がいますが、
そうではないな、と思います。
実際は、本人の問題だけじゃない、と
現場にいて思います。
「行けない」という事態になって、
周りのおとなが、どう対応するか?が、
大事ではないか・・・と思います。
学校に行くのが、ベストとは、言いませんが、
生徒が、学校に行けなくなった、というのは、
精神的に、迷路に入り込んだ状態です。
本人も、保護者も、不安ですし、
どうしたらいいのかわからない分、ものすごくキツイ。
さらに、「成果を求められる」立場の担任の先生も、
悩みます。
三つ巴になって、ぐるぐるすると、
ますます出口がなくなっちゃう。
学校に行けない、というのは、
病気でいえば、
「熱がでた」「頭が痛い」といった症状で、
実際には、「風邪ひいた」とか、
「副鼻腔炎になっている」という感じで、
他に原因があることが、多いです。
私が、「学校に行けない」という相談を受けるとき、
自分の肝にめいじることがあります。
何だか、NHKのTV番組「プロフェッショナル」みたいですが。(笑)
「今、症状が出ているけれど、
確実に、治ろうという方向に、向かっている」と
いうこと。
「早く、学校に行けるようにしたい」 と
焦る気持ちがあると、関わり方を間違えます。
これ、確実です。
「焦る気持ち」は、こちらの気持ちで、
本人の気持ちでは、ないからです。
行けない気持ちを、丸ごと受け止めて、
一緒に悩んで、苦しんで、
しんどいけど、この迷路を抜け出そう。
一回り成長して、出口を見つけよう。
この覚悟が、大事じゃないか、と
思っています。
ただ、話を聴くだけではなく、
励ます時もあるし、叱るときもあります。
関わり方が上手くいかなくて、
「ごめんなさい」と謝るときもあります。
生徒にも、保護者にも、先生にも、そうです。
時々、こっそり、泣くときもあります。
勤務先の学校の生徒だけでなく、
息子の学校の知り合いとか、
顔見知りの人のそのまた知り合いとか、
関わった「学校に行けない」の生徒の数は、
相当数にのぼります。
話を聴いた人は、今年度だけで、
生徒、保護者、先生合わせて、200人を
超えたんじゃないかなぁ・・・・。
時間がかかった生徒も、いましたが、
本人も、周りも、少しずつ動きだして、
何らかの形で、迷路を抜け出したり、
抜け出そうとしています。
みんな、動き始めています。
迷路に迷い込むのは、たいへんですが、
抜けだす経験をすることが、
生きていく上で、大きな宝になります。
この先、いろんなストレスにあっても、
自分なりに、対応できるようになる。
これから先、熱だしても、頭痛くなっても、
それなりに、対処ができて、
悪化させて、緊急入院しなくても済むようになるのです。
そして、できれば、
「しんどい~」、とへたっている人の
サポートができるようになってほしい。
転んでも、ただでは起きるな!
立ち上がれるテクニックを身につけて、
一回り成長しよう!
この言葉を、生徒と自分に現場で語っています。



