上手くなる子とならない子って、ここが違う | あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

うまくいかないな、どうしたらいいのだろう?進路のこと、仕事のこと、子育て、夫婦・家族・職場の人間関係で、悩むあなたを応援します。スクールカウンセラー、自治体の相談員の経験があり、社会福祉士で臨床検査技師の私がお話をうかがいます。

バスケットのビデオをダビングしていて、

「あ~、そうなのか!」と気がついたことがあります。


高速ダビングができないので、取ったビデオを流しながらの

ダビング。


同じものを何度も見ます。


プレーが上手い選手とそうでない選手。

何がどう違うんだろう?


継続してみていると、上達していく過程もわかります。


同じメニューをやっているのに、

どうして、差がでるの?


小学生や、中学生ですから、

身体の大きさも、筋肉のつき方も違います。

でも、なんで、差がつくんだろう?


指導の先生は、「気合と根性」って、いいます。

う~ん、どうやったら、この2つが出てくるんだろう?

はてなマーク  はてなマーク  はてなマーク


私は、この2つではないかな、と思いました。!!

どれだけ、興味をもって、好きになるかっていうことと、

がんばったら、できた!という自信をもっていること。


興味がなかったら、ぜんぜんおもしろくない。ガクリ

当たり前ですが。(笑)


ミニだと、5分間、中学バスケットだと、8分間。

走り回って、パスして、シュートして、

ボールを追いかけて、ライン際では、自分が転倒。転ぶ


そこまで、必死になって、何が楽しいの?の世界です。顔文字(+´・_・`+)ン?

「興味がない人は、そう思うだろうな」

と考えた瞬間、爆笑しました。


では、どうやったら、「ここが、おもしろい!!」って

気づくのだろう?


やりはじめは、みんなピンときてないから、

つまんない。

今の時期、新入生達は、そうですね。

基礎練習ばっかりで、あ~あって思う。


そこで、何を見るか?なんだろうな。


夢中になってやっている先輩のカッコイイ姿や、花道

魅力のある指導者の存在や  安西先生キラキラ

周りの温かい応援。がんばれ


ここに気づくとグングン伸びます。


短期間で、劇的に変化。

全く、別人になります。

まるで、さなぎいもむしが蝶になるくらいすごいです。蝶

この辺が、小学生、中学生のたのしいところ。



好きなものを、「好き!」っていえるようになると、

それを基準に考えるので、何でもやれます。


宿題もやるし、親の言うことも、先生の言うことも

聞きますね。

うざいなぁ~って言う顔はしますが、

とりあえず、やります。


ということは、いかに、子ども達の気持ちに

アプローチをかけるか、だろうな。


手を変え、品を変え、この気持ちを指導者が引き出しているか

そして、保護者が、しっかり子どもを支えられるか。


この辺、いかに、上手に「にんじんぶら下げるか」というところ。

子どもって、結構、しっかり見ているから、いい加減にやってると、

すぐ見抜いちゃう。


おとなが、夢中になってやっていると、子どもって、

「ふ~ん」とかなんとかいいながら、結構反応してきます。


そう考えると、子どものモチベーションって、すぐあがる。


では、大きなクエスチョン。


じゃあ、なんで、やる気が起きないの?がんばれないの?


大きな理由は、これかな、と考えています。


ひとつ考え方や、やり方しか使わない。

そして、自分で、自分に「やれない、できない」って、

暗示をかけるクセがついている。


この子、うまいなぁって思う子は、

このやり方では、できないなぁって思ったら、

別のやり方に変えてみる。

いいぞ、って思ったら、続けてやってます。

やれる、できる、って思ってるから、やれるまで、

とことんやりますね。


上手くなるのが速い人は、聞くも上手いし、吸収率も高い。

視点をどんどん変えていくことができます。


バスケットのプレーを見ていてもそう。


上手くなるのが速い子は、どんどん挑戦していきます。

プレーを失敗しても、すぐ、次の挑戦を始めます。

それで、「がんばったら、できた!、がんばれば、できる!!」に繋げていく。


ここ、うまいよなぁ。


にんじんぶら下げるおとな側の器の大きさにも、比例してます。

「よし!いいぞ!!」っておとなが、どんどん後押しできるか?

その辺がポイントですね。


褒めて、子どもの力をちゃんと評価できるおとなが、

そばにいるかどうかが、分かれ目のようです。


そうですね。

子どもを信じることが、できるかどうかです。

「この子は、できる!」っておとなが信じられるかどうか。


子どものことを、信じるためには、まず、

自分が自分を信じること。

そして、自分の視点をどんどんかえて、

相手にフィットするアプローチができるかどうかかなぁ。

というところで、ダビングが、終了です。