あるカフェにランチにはいったところ、ランチメニューにはすべて目玉焼きがのっているようでした。


わたしはアレルギーで卵が食べられないので、

『目玉焼き、つけないで頂いて良いでしょうか?』

と、お願いしました。



わたしがお願いしたのは、“目玉焼きはいらない”ということのみ。



けれども、メニューを聞きに来てくださった店員さんは、


『そのメニューにはマヨネーズもかかっているのですが、そちらもお外ししましょうか?』


と仰ってくれました。




わたしもながく飲食のアルバイトをしていたので、なかには、

『たまごを抜いて』『チーズをかけないで』

と言われることもありました。

ああ、嫌いなのかなぁ
と、おもって、それだけを外してお出ししていました。



今になって思うのは、嫌いなだけではなくて、体質的に食べられない可能性もあったんだなぁということ。

たまごが食べられない方は、たまごだけ外してオーダーしても、マヨネーズがかかっていたり、デザートにプリンが出たりしたら、それも食べられない。

チーズがニガテなだけでなくて乳製品のアレルギーだったら、クリーム煮もヨーグルト風味も、全てアウト。

わたしのように、卵・乳製品両方食べられない方はもっと沢山のNG事項があります。
(厳密にいうと、牡蠣もさやいんげんも食べられないの;_;)




頼んでから、出来上がったものを見て、

“ああ、これ食べられない・・・”

となったときの、大げさかもしれないけれど絶望感に似た気持ちは、味合わないとわからないことだよなぁと思う。



だったら事前に、

『◯◯はアレルギーで食べられません』

とお店側にお伝えしておけばスムーズではあるのですが、それを外した料理を食べていても、万が一反応してしまったら・・・というお店側の判断により、入店を拒否されることもあるのです。

(実際、チェーン展開をされているお店や、個人経営のカフェなどではありました。)


危ない橋を渡らせるよりも安全なところで!、というお店側の心づかいもよーくわかったうえなので仕方がないのですが、入店を拒否されると、また惨めなキモチになってしまう弱いわたしなので(笑)、最近は『アレルギーです』『ニガテです』のことばを使わなくなりました。

そうすると、やっぱりたまーに、食べられないものがでてくるんですよね・・・。


自業自得なのですが(涙)



だから、今回の店員さんの、先回りの優しさは嬉しかった。

このおかげで、わたしはお昼ご飯が食べられました(やっぱり大げさ・笑)



その人の言ったことばの意味をきちんと考えること。受け取ること。

コミュニケーションの基本って本当に大切ですね。

聞き下手、話し下手なわたしなので、とても勉強になりました◎



いい気分で、お仕事がんばろっアップ





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