@トロワグロ
早く着いてしまったので街中を散歩しようとしたら…なにもない。
寂れているとは聞いていたけれど、本当に何も…ない。(笑)
まずはアペリティフで、
キャラメルをコーティングしたトマト、パルメザンのサブレの上にスイカ、クッション型の揚げ物、お米のようなものがついた揚げ物。レモンの香りが爽やか。
サラダのカルパッチョは全て生。シンプルなヴィネグレットに、フルーツの酸味、スイカの甘味、小さくかたどった赤タマネギやプルーン。
ムール貝とジロール茸はサフランのソースにしっかり塩味。薄いチーズ?牛乳?のようなカバーが塩味を和らげ、優しい味に。
牛のトリップの臭みはうまいこと鴨のジュとコリアンダーでかくされて。薄いパスタ生地も美味。
アーティチョーク、海老、蟹。オードトマトにヴィネグレットを効かせたもの。
ヒメジにはピメント、柚子の香りをまとわせて。シトラスのブールブランソース。
リドヴォーはカレー味のペーストの入ったクルジェットと。周りが香ばしく、これまで食べてきたリドヴォーで一番お気に入り!
というより、これまで実はリドヴォーって美味しいと思ったこと、ありませんでした。
チーズのチョイスも素晴らしく。コンテやカマンベールは、ダントツの美味しさ。本当に素晴らしい。
本当に美味しいお店では、好きでなかったものも食べられるようになるのね。
ルバーブにココナッツやミントのムース、下にはクランブル。
サクサクと、あっさり完食。
食後は、守られた理想的な庭でカフェ。
究極の幸せ。
コモ湖や、ここに来てなんとなく思ったのだけれど、一流のホテルやレストランにいるヨーロッパの婦人で印象的だな、と心に残っているのは、皆ベージュと白のシンプルなデザインの洋服に、ハイヒールやアクセサリーでアクセント。美人でにこにこしていて、それなりに気も強そうで、そして幸せそうという共通点があったな。ふと思ったこと。
アットホームな環境でした。来年移転するそうですが、そちらも訪れたいな(^^)