【開催報告】『トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術』レクチャー&ワークショップ | 名古屋で朝活!! 朝活@NGO

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朝活@NGOのブログ。 名古屋駅(名駅)・伏見・栄・藤が丘のカフェで朝の読書会・勉強会を開催中。 朝食を食べながら読んだ本についてディスカッション。 朝活@NGOでは英語や日経新聞の勉強会も企画。 朝時間を活用して、素敵な1日に!

トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術
トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術(浅田すぐる)

2010年4月に名駅のカフェで朝食読書会を始めて、朝活@NGOも今月で5年を迎えました。ここまで続けられたのも日頃から参加いただいている皆さま、こうしてブログやSNSで応援していただいている皆さま、ゲストとしてお越しいただいた講師の皆さま、本当にたくさんの方に支えていただき、心より感謝しております。

今朝は5周年イベントとして『トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術』が大ヒット中の伝わるカイゼンプランナー 浅田すぐるさんを講師に迎え、レクチャー&ワークショップを開催しました。ご参加いただいて42名の皆さま、改めてありがとうございました。






前半は、浅田さんによるレクチャー。「分かりやすい本」というより「使える本」というのが実感できる「自己紹介ワーク」をはさみ、このレクチャーは日々の仕事の中で実践できる内容でした。

「仕事ができる人」というには「伝えたいことが伝えられる人」というのも、仕事の上で実感できますね。

「紙1枚」にまとめるにしても、ついデザインに凝ってみたり過剰な情報になってしまったり自己満足なプレゼン資料に陥りがち。本書では「目的」を明確にすることが大切だと説く箇所があり、ここは本当に納得。

P.110 読み手をはっきりさせたら、次は「その相手にどのような反応をしてもらいたいか」を考えます。
 たとえば企画書なら、読み手は上司や役員、社長など。取引先の担当者ということもあるかもしれません。かれらに期待する反応は、「たしかにこの内容なら安心だ」と感じてもらうこと、「この企画を進めよう」と言ってもらうことです。
(中略)このように、「1枚」には必ず読む相手、もしくは伝える相手がいます。そしてその相手が期待した反応や行動をしてくれてこそ、役立つものになるのです。

本書の小見出しにもある『「自分のため」に立てた企画は通らない』、まさにその通りですね。

朝活@NGOでは読書会を開催しているということもあり、読書のための「1枚」も紹介していただけました。話題の大著『21世紀の資本』(トマ・ピケティ)も、浅田さんは「紙1枚」を使った数分の切れ味のいい説明ですっきりと解説。読んだ方もそうでない方も、このパートはこれからの読書全般の参考になったのでは。




休憩をはさんで、後半はグループに分かれてのワークショップ。前半のレクチャーを受けて、持参した各自の本を「紙1枚」にまとめ、グループ内で紹介し合うというもの。



読書が趣味という方が多い参加者でも、自分の好きな本の内容を限られた時間で「伝える」という経験は案外少ないのでは。読書会でも感じますが、この「伝える」技術の差は個人差が大きくて、今回のワークは本当にいい練習になりました。

せっかくの読書なので「感じたこと」「学んだこと」を自分の言葉で語る事ができるというのは、自分自身でも理解度の目安になりますよね。実際に手を動かして「1枚」にまとめて、それを使ってプレゼンする機会を経験することで、より本書の良さを実感していただけたのではないでしょうか。

最後に皆さんで集合写真!




浅田さんにはイベント後に懇親会にもお付き合いいただきました。浅田さんについては、こちらのページもご参照ください。

◆『トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術』の紹介ページ
 ⇒ http://asadasuguru.com/archives/454/

東京をベースに全国を飛び回っている浅田さん。ご多忙の中、今回のイベントのために資料もご準備いただき、東京からお越しいただき本当に感謝です。ありがとうございました!

イベントでお会いした皆さまでmixiやfacebookでつながると、またご縁がつながって朝活@NGOもより楽しめると思います。ご参加いただいた方は講師、主宰も友だち申請お待ちしております。

朝活@NGOもmixiやfacebookページも含めて読書会や勉強会の情報を発信しています。6年目に突入した朝活@NGOも、どうぞよろしくお願いいたします。

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