今日は午後から雨の予報だったので、私は居残りでしいたけを採って回りました。
採ったのは「にく丸」だけですが、採りかごに22杯もありましたよ。
でも、これが最後のなば採りになりそうです。
たまに新しい芽があっても、もう採って回るほどありません。
昨年10月の秋子から続いた露地物のしいたけシーズン終了です。
気温が高いから3日経つとしいたけは全開です。
今日も中~大葉はスライスして乾燥しています。(エビラ30枚)
これで販売用のスライスも十分確保できました。
昨年、秋子は厳しい残暑が長引いた影響で不作でした。
しかし、春子は発生時期が低温傾向で収穫期間が長く、質量ともに良好でした。
我が家は秋子の不足分も春子で補えたので、いいシーズンだったのではないかと思います。
採り終えたばかりですが、秋子を楽しみにしています。
『山の出来事』
なば採りしてるといろんな物を発見し、季節の移り変わりを感じます。
人工ほだ場の中に「ハタケシメジ」が生えていました。
秋子の頃たくさん出ますが、春にも出るんですね。
可食のおいしいキノコですよ。
腐生植物の「ツチアケビ」の芽が出始めていました。
葉っぱが生えることなく成長し、ランのような花が咲き、ウィンナーのような赤い実が生る不思議植物です。
マムシが頭を持ち上げたようなカラーのような「マムシ草」の花が枯れて萎れています。
マムシ草は雌雄異株で花の根元が膨らんでるのが雌株です。
萎れた花を剥ぐと中から子房が現れます。
表面や子房の根元に黒い粒粒が見えますが、キノコばえなどの小さな昆虫です。
雄花は入りやすく出やすい構造になってますが、雌花は花粉をつけた昆虫が外に出にくい構造になっています。
出口を探しながらごそごそしながら受粉してるんです。
だから、たくさん虫を閉じ込めた花がきれいな赤い実をたくさんつけるんですよ。
よくできてますね。
今日は午後から雨が降り出したかと思えば、雷を伴って激しい雨が降り続いています。
ようやく大雨の峠を超えたようですが、午後から21:30までに人吉市では155mmも降りました。
梅雨の大雨を感じさせる降り方でした。
明日朝雨が上がったら駒打ちです。
(^-^)ノ~~