ただいま渋谷Bunkamuraで開催中の「国立トレチャコフ美術館展~忘れえぬロシア~」に行ってきました。
上野と違って大きく看板が出ていなかったため写真はありません。
気になる人はヤフーでググッてください。
さて、その美術展ですが・・・
やヴぁい!!
すごくいい!!
なんかもう、それだけに尽きました。
ロシアは絶対見なきゃ、と思って事前に前売り券を買っておいたのですが、これはあまり知名度が高くないらしく、行列はできていませんでした。
中も最初のあたりは人がわらっといましたが、奥へ進むにつれ、人がまばらになっていきました。
なんて快適!
絵、最高!!
絵画といえば、フランス、イタリア、オランダなんかが有名ですが、ロシアも素晴らしいのです。
なんていうか、毛色が違う。
風土、文化が違うせいでしょうか、絵画も違う雰囲気を醸し出していました。
まず雪の絵が多い、服も家具も乗り物も違う。
家の作りも少し違う。もちろん外観も違う。
まさに異国、です。
そのせいかどうか、色の鮮明なものが多かったです。
写実的な絵が多い、というのも挙げられますが、おそらく色が違うのでしょう。
私も過去、海外(イギリス)に一度だけ行ったことがありますが、その時に感じたのは、空が違う、ということでした。
空の色が違うのです。
雲はめまぐるしく動き、夜も、青に近い藍色の空の色でした。
空気が違う、といえばいいのか、とにかく場所が違えば生まれる絵も詩も違うのだろうと思われます。
でも、それでも共鳴できるのは、芸術に国境はない、という月並みな言葉で理由づけするほかありません。
そう、美しさの概念は違うかもしれませんが、美しいものを讃美するというこころは、万国共通のような気がします。
なんだか終わらなくなってきたのでもうやめます。
ということで素晴らしかったです。
文豪トルストイやチェーホフの肖像画に萌えたり、劇作家レオニード・アンドレーエフの肖像に惚れたりとまあ、とにかくやヴぁかったわけです。
ふう。
そしてお昼は「忘れえぬロシア」開催記念メニュー
「牛フィレ肉のストロガノフ風」ランチを食べました。
うーん、まあまあです。
おいしかったのですが、大食いの私にはちょっと足りなかったような。
ということで楽しかったです。
ただ今日は筋肉痛です。
画集を持ったまま一日中あちらこちら行っていたので肩がぱんぱんになってしまいました。