障害者ゴルフ世界選手権大会@スゥエーデンへ向けて | 障害者ゴルファー・強直性脊椎炎(AS) AS太郎のゴルフ日記

障害者ゴルフ世界選手権大会@スゥエーデンへ向けて

先日、今年の8月にスゥエーデンで行われる、障害者ゴルフ世界選手権大会の日本代表枠4名の一人として選抜していただきました。


僕にとって、この大会の日本代表に選ばれることは大目標であったので本当に嬉しく思います。


人と比べてはいけないのでしょうが、おそらく人より早いペースでジリ貧になっていくであろう僕のゴルフで、世界と戦えるうちに・・・というのが心のどこかにあります。


おかげさまで現在、3年連続で日本一という位置にいる今だからこそ、世界に自分をぶつけてみたいと強く想うのです。


昨年フランスでの大会で実際に世界レベルの選手達と戦って、世界との差を肌で感じることができ、ボンヤリしていた差がはっきりした差として認識できました。


帰国後は、追いつけるかどうかは後回しにして、自分なりにその差を埋めるために必要な練習を自分に課してきました。


自分に出来ることで、まだやっていないこともたくさん気付くことができました。


今大会は障害者ゴルフ史上世界初のチーム戦と、個人戦で行われる歴史的にも大変意味をもつ大会であり、後のパラリンピック正式種目採用に向けた新しい第一歩となります


国別対抗のチーム戦が3日間、個人戦が2日間と練習日等を合わせるとかなり長い日程になります。


自分としては、最初で最後の世界戦日本代表のつもりで準備しています。



今大会には残念ながら助成金が下りずに、選手達がほぼ自己負担で遠征費を捻出しなければいけなくなりました。選手全員大変苦しいのですが、今後の日本の障害者ゴルフ、自分たちの名誉のために協会、選手個人ほうぼう手を尽くして経費を作るため動いています。


日本障害者ゴルフ協会事務局長のブログ


代表選手マコさんのブログ


そして、あたたかい協力も各方面からいただいています。


堀尾研仁プロのブログ


日本の障害者ゴルフの発展と、夢であるパラリンピックに向けた皆様のご支援をよろしくお願いいたします



下記は大会要項より抜粋


男子 チームワールドチャンピオンシップ
2011年8月8日から11日、 ブックスクーゲンゴルフクラブ
マルムのFIFHとブックスクーゲンゴルフクラブの共同主宰で 4人一組の男子チームで世界初の国際選手権大会が3日間に渡って開催されます。 ブックスクーゲンGCでリニューアルされたトーナメントコースを用いて 30ないし50カ国の世界を代表する身体障害者ゴルフプレーヤーのエリートが集まる予定です。


2011年8月12日及び13日の両日 第3回スウェーティッシュ インヴィテーショナルがブックス
クーゲンGCで行われます。 この大会はスクラッチ方式で全ての身体障害者ゴルファーが対
象です。 又、 この大会は 非公式なワールドチャンピオンシップとして過去に2回開催されて
おり2006年度はスウェーデン人の Johan Kammerstad( ヨハン カマースタッド ) が 又
2008年度はフランス人の Manuel Del Los Santos ( マニュエル デル ロス サントス ) が
優勝しました。 世界を代表する身体障害者ゴルフプレイヤーがこの大会に参加しています。
2011年度のスウェーティッシュ インヴィテーショナルは選手の身体障害度及び選手の国籍
に基づいて幅広い選手を対象に招待状が送られます