【kanon】 # 13話 あぶなげな三重奏 -trio- # を見た。 | Mix Fruit Strategy

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祐一…。あなた誰?



一挙に5体いる魔物のうちの2体を倒した13話のあらすじと感想。

三重奏…。

舞・佐祐理・祐一の3人の奏でる三重奏と、

密かに進行中の栞・香里・祐一の三重奏。

全キャラ攻略の弊害というか、

私は祐一には感情移入できませんね。



◆あらすじ概略◆

朝、名雪と登校する祐一は信号待ちしていると

後ろから走ってきた北川に

昨日の舞踏会の後始末で生徒会室に呼ばれた事を聞かされ、

舞が退学になると聞いた祐一は学校にダッシュした。



生徒会室の前まで辿り着くと、中から佐祐理さんの声が聞こえてきた。

「退学なんていきすぎだと思います…。」

舞を擁護する佐祐理だっかが、生徒会長の久瀬に言い返されて劣勢になる。

祐一は扉を開け

「あれはアトラクションなんだ!余興で【剣の舞】をやったんだ!」

と加勢したが、役員がだれも聞いていないことからウソと看破されてしまい絶体絶命。

そこに現れた北川が助太刀。

「その件ならオレが知ってます。」

北川のウソに救われ、なんとかその場を乗り切った。



舞の退学を免れホッとした祐一。

授業中に校庭を眺めると、そこには栞がいた。

休み時間になり栞に会いに行った祐一は、

「昨日の舞踏会は最悪だった」と栞に話した。

「でも、最悪でもいいから、やっぱり舞踏会に出てみたかったです…。」

寂しそうにそういう栞を見て、

栞のクラスメイトから始業式で倒れて以来休んでいると聞いたことを思い出し、

その事を聞こうとしたが聞けず、同じクラスに美坂香里という生徒がいることを話してみた。

「お姉ちゃんと同じクラスだったんですか?」

嬉しそうに答える栞に祐一は香里は一人っ子だと言ってたと続けると、

一瞬悲しそうに俯き「同姓同名の人がいる」と笑って言った。

そんな栞を「今度遊びに行こう」と誘う祐一。

栞と祐一の密会を校舎内の階段の踊り場から見下ろす香里の表情は険しかった。



いつもの昼食会。

食事を終えた3人の前に現れた会長の久瀬は、舞に「次は無い!」と宣告。

祐一は舞と一緒に戦う決意をして放課後一人で素振りをしていたが、

現れた舞にダメだしされてしまった。



帰り道、商店街であゆに遭遇する祐一。

探し物の途中らしいあゆを夜の学校に誘い、

以前真琴のことを言い当てた舞に、あゆの探し物について尋ねる。

「それは私が見つけても意味が無い…。」

あゆは舞に探し物を教えてもらえず、

これから魔物と戦うので祐一に追い返されてしまった。



魔物が現れた。

祐一目掛けて襲い掛かる魔物を舞が撃破。

祐一に「余計な事はしないでほしい…。」と冷たく言い放つ舞に、

「オレは明日もココに来るぞ!バカだからな、オレは!

オレは知ってるんだからなぁ、オマエが良い奴だって事を。

オレはオマエと一緒にいる事が大好きだからなぁ!

聞こえてるのかよ、舞!オレも佐祐理さんも、オマエの事が好きなんだぞ!」

と宣言した。



翌朝、寝ぼける名雪と登校した祐一。

いつもの昼食会で静かな祐一に疑問を投げかける佐祐理。

舞と喧嘩しているからという祐一は、

昨日の夜のことを深く聞かれることを避けるために、

舞と佐祐理さんの馴れ初めを聞いた。


1年生の時、学校に迷い込んだ野犬を退治した舞が、

その日の昼休みにその犬に弁当を与えていた舞を佐祐理が見て、

佐祐理も弁当を犬に与えて、一緒に学食で牛丼を食べて以来一緒にいるのだとか…。



佐祐えいに放課後大事な話があると言われた祐一は、

明日は舞の誕生日一緒になので、一緒にプレゼントを買いに行こうと誘われた。

商店街で一番大きいヌイグルミを買おうという祐一の前に現れたのは

等身大のオオアリクイのヌイグルミだった。

店主に3年前から売れ残っていると言われ、

3年前に舞と出逢った佐祐理はキュピーンと閃いて購入決定。

オオアリクイを背負って帰る佐祐理を見て、溜息のでる祐一だった。



夜の学校。

昼間の話を聞いて、舞に牛丼を差し入れに持ってきた祐一。

現れたのは2体の魔物だった。

祐一に襲い掛かろうとする魔物を一刀両断した舞は言う。

「魔物は祐一を狙ってきた。

魔物が狙っているのは私じゃない。

祐一…あなた。

祐一…。あなた誰?」



◆次回14話 ひびわれた協奏曲 -concerto-◆



◆感想など◆

最初の魔物を倒した直後の舞が、

軽く足を引きずる描写が何気ないけれど絶妙だと思いました。

原作を知らない人は気付かないかもしれないですね、

何故魔物が5体いるのかとかを。


スタッフロールに香里の名前が無かったことで、

セリフが無かった事を思い出した。

無言でも存在感ありますね。


あと次回予告でアリクイのヌイグルミを背負う佐祐理さんが映ってました。

超ラブリーです。

(寝ぼけて線目になる名雪と同じくらいに)



引っかかる事といえば舞シナリオを進行させながらも、

栞とのフラグ維持する祐一がどうにも好きになれません。

【ものみの丘】で真琴と誓ったことは何だったんでしょうか…。

舌のねも乾かぬうちに、

舞に「好きだ」と宣言するのはどうにもいただけません。

『AIR』の時は、佳乃・美凪のシナリオでは救済しただけで

告白したのは観鈴のみだったので好感が持てましたが、

『Kanon』では続けて好きだとか言うんですね。

祐一の言う【好き】がとても軽いものに思えてしまうんですよ。

私だけではないと思いますが、そんな祐一がちょっと嫌いです。



三重奏といえば、

冒険・微笑・ステキの三重奏であって欲しいのですが、

何のことか分かる人…少ないだろうなぁ(笑)