～ﾑニダ／～スﾑニダ（ハムニダ体）

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（ﾑニダ／スﾑニダ、～です・ます）

「～です」「～ます」というややかたくるしくて公式的な言い方です。

■形

母音語幹＋ （ﾑニダ、～です・ます）

（→母音語幹 参照）

子音語幹＋ （スﾑニダ、～です・ます）

（→子音語幹 参照）

己語幹＋ （ﾑニダ、～です・ます）

（→己語幹 参照）

◆例１

（ハﾑニダ、します）

を分解すると

（ハダ＋ﾑニダ）
（する）＋（～です・ます）
で、「します」になります。

以前の「鼻音化」の記事にも書きましたが、
（パッチム＋初声）

（ピウﾌﾟ＋ニウン）
↓

（ミウﾑ＋ニウン）
というように鼻音化して「ハﾑニダ」と発音します。

（ハﾑニダ、します）
の

（ハﾌﾟ）
が
（ハﾑニダ、します）

というように「ム」の音が口を閉じたまま
鼻から抜けていく音「ﾑ」になります。

◆例２

（ハゲッスﾑニダ、推量・意思：します）

を分解すると

（ハダ＋ケッ）
（する）＋（推量・意思）
で、「するつもり・するでしょう」に

（スﾑニダ、～です・ます）

がついて「するつもりです」という推量・意志・婉曲を
表す表現になります。

◆例３

（サﾑニダ、暮らします）

を分解すると

（サﾙダ＋ﾑニダ）
（暮らす）＋（～です・ます）
で、「暮らします」になります。
（→己語幹 参照）