お酒って、ご飯と違って、飲める限度って物が特に決まってない飲み物、

だと、私は思ってます。

食事なんかは、お腹の減り具合にもよるけど、大盛定食を食べれば、だいたいの方はお腹は満足になると思います。
お酒も、並みの方であれば、飲める方でもビールの大瓶10本位って所じゃないでしょうかね?

だが、アルコール依存症者にとってのお酒は、大食い選手権に出てる方達同様に、底が計り知れない位深いのです。

私なんかは、一週間食べずにお酒だけを飲み続けてた事があります。

それはアルコール依存症者の症状である負の連鎖、

(連続飲酒)

であります。

私はまだ16歳位の時は多少はお酒のコントロールが出来てました。

ですが、その連続飲酒と言う素質を持ち合わせ居たんだなと今では思いますね。

仕事納(おさ)めである土曜日の夜、友達と集まって、焼鳥屋で週末の飲み会と言う形でやってたんですよ。

飲めない年齢でもあった為、あまり書き記すのは良くないとは思うのですが、嘘をつくとまた、お酒に走るって可能性もある為、全て本音で書かせてもらいます。

んで、友達との飲み会もやはり、週末の疲れを癒やすって為にやって居て、
最初は、楽しくワイワイのんで、お酒の力を借りて、普段言えない様な事など他愛(たあい)もない会話で盛り上がってました。

そんな飲み会もやはり若い為、10時位が限界でおひらきにして、各自、自宅に帰ると言う感じでした。

最初はね…

私は、だんだん、そのペースにも慣れてしまい、週末に一回だけだと、とても物足りない気持ちになりました。

そんな私には心強い見方がありました、


それは、自動販売機です。




当時、自動販売機では、未成年でも深夜11時までは自動販売機でお酒の買える場所がありました。

そんな☆恰好(かっこう)な場所は無いと自分なりに思っていて、

心の中で、

『よし、今日の飲み会が終わったら、あそこに行って一人で二次会やんぞー』

みたいな感じで思って居たのです。

普通でわ、考えつかない要素だと思うんだけど、依存体質な私だと、それが一番先に出てきましたね(笑)


物凄い酔っ払ってる中、千鳥足(ちどりあし)で帰る。

皆とお別れです。

私の頭の中では、まだ今週は飲めるんだ~

と心はウキウキモードです。

皆と完全に別れてから自動販売機へ。
~続く