皆さま、おはようございます！
今から約1か月半前の３月末のこと、ウチのチビ（14歳♀）と一緒に
東海道本線・根府川（ねぶかわ）駅に行ってきました。
同行したウチのチビについて話すと、鉄道趣味に対しての関心度はゼロ。
おそらくは、自分が鉄道好きで好き勝手にやっているから、
それが原因で鉄道のことが好きになれないのかもしれません。
ちなみにこの日の前日は2人でＴＤＲにインパ、
利根川駅行きを、ＴＤＲで釣ったといっても過言ではありませんね。
一応、駅名標の前で記念写真を撮る。
将来、こんな素晴らしい駅に来たんだと、思い返すことがあるかもしれませんから。
列車からホームに降りると、大勢の方が駅を眺めておりました。
見た感じ、女性の方の割合が多し。
実はここ、アニメ「ラブライブ！」の劇中に登場した駅でして、
ラブライバー（ラブライブのファン）にとって、聖地のひとつでもあったのです。
ホームにいたのはラブライバーな方々で、
μ'sファイナルライブの１週間前ってことで、
聖地である根府川駅に大勢の方がお越しになられていたみたいですよ。
根府川駅から絶景を眺める。
劇中で９人が涙した海岸はここではなく、国府津駅前ですので念のため。
皆さんが海岸の景色に酔いしれる中、
自分は駅構造をチェックすべく駅舎にやってきました。
なんでこんな不自然な位置から写真を撮るかって？
だって駅前にボトルカーがで～んと停まっているんですもん！
自分が駅巡りをすると、高確率でボトルカーと遭遇します。
あとは駅の清掃作業を進めるＪＲ関連会社のワゴン車やトラックとか…
タクシーなんか、自分の中では居て当たり前な存在でしたわ。
ジュース補充の邪魔にならぬよう、この角度から撮影した次第です。
ふんだ！
根府川駅は大正11年に開業した駅です。
平成14年に無人駅化され、
現在では東海道本線（美濃赤坂支線を除く）で唯一の無人駅でした。
ホームに繋がる跨線橋、の前に…
根府川駅を語る上で、絶対に外してはならない過去の悲しい出来事がありますの。
根府川駅が開業して間もない大正12年9月、
関東地方全域を襲った関東大震災が発生し根府川駅で地滑りが発生、
約150名の乗客を乗せた列車とともに、駅もろとも海底に沈んでしまったのです。
この事故によって約130名が死亡、殉難碑が駅構内に置かれているのでした。
なお、沈んだ駅は現在もそのままだそうで、海底にある線路やホームが、
スキューバダイビングの潜水ポイントにもなっているんですって。
いつか見てみたいですが…水が苦手な自分には無理だろうな。
長い跨線橋を渡ってホームにイン。
根府川駅は島式と相対式ホームによる複合２面３線構造でした。
ホームは駅舎寄りから２、３、４番線の順に並んでおります。
１番線ホームが無いのは、
かつて駅舎寄りに貨物列車用の荷役ホームがあったためとか。
このホーム、現在は撤去されてしまったようですね。
島式ホームのベンチと跨線橋前、μ'sのみんなが大泣きしていた場所です。
それにしても、サンライズさんは本当に良い仕事してくれますよね。
あっ、自分はラブライバーではありませんから。
この日、こうして根府川駅ウォッチングを終えて帰ってきたのですが…
どうしても駅舎の写真をきれいに撮りたい！
ってことで、昨日もまた根府川駅に行ってきました。
こちらの様子は次回に続きます。
(次回分もぜひチェックくださいね)
【まったり駅探訪】東海道本線・根府川駅に行ってきました。（後編）
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