皆さま、おばんです!

 

まずはこちらを御覧ください。

上の画像、とある駅間で撮影したものですが、

どこの駅間で撮影したものでしょうか?

よく見ると、この駅間特有のアイテムが画像に写ってますよ。

 

ヒント①

そのアイテムにカメラをぐっと近づけてみました。

わかるかな~?

 

ヒント②

更にズームアップ、もうわかりましたよね!

正解は山形線(奥羽本線)山形駅~蔵王駅間でした!

 

鉄道好き以外の方にはチンプンカンプンだと思いますので解説しますと、

2本の線路の内側やや左寄りに2列の金具が見えますが、

これ、線路を固定するための締結装置でして、

ここはかつて、JR線では珍しい

3本のレールが並ぶ三線軌条区間だったのです。

もともとは狭軌(1,067ミリ)だったこの区間は

平成4年の山形新幹線開業に併せ標準軌(1,435ミリ)に改軌されましたが、

当時は、東北本線の陸前山王駅から

仙山線を経由して蔵王駅まで行き交う貨物列車が存在していたために、

山形駅~蔵王駅間のみ、三線軌条になっていたのですよ。

その貨物列車も平成10年に廃止され狭軌用の線路は撤去、

締結装置だけが今でもこうして残っているのでした。

 

なお、写真を撮った場所は山形駅近くの、

ありふれた感じのどこにでもありそうな踏切ですが…

 

新幹線「つばさ」が普通に通過するんですから、すごいですね。

ここは在来線だっていうツッコミはいらんとですよ。

 

実は自分、今日は仕事が休みで山形市内をドライブしてきたのです。

一番の目的はこの鉄橋の下でピクニックをすること。

こちらの鉄橋は左沢線・羽前長崎駅-南寒河江駅間にある

最上川橋梁で、国内最古の鉄道橋でした

明治20年に建造されたこの橋梁、旧・東海道本線(現・御殿場線)の

木曽川橋梁で使用されていたものでして、

大正10年にこの地に移設されたのです。

 

奇遇なことに、東海道本線の同じ場所で使われていた橋梁が

大正12年には現在のフラワー長井線にも移設され、

同じ山形県内にあることから「双子の橋」とも呼ばれているとか。d11264/山形鉄道・最上川橋梁

こちらはフラワー長井線の最上川橋梁ですよ。

 

ともにイギリス人技師の設計による古典的な橋梁、

これを見ながらのピクニック、楽しくないはずはありませんって!

 

その他にも、左沢線内の駅巡りを楽しんだり…

左沢線内にも木造駅舎が現存していたんですね。

 

こんなモノを見にいったりと、

本日は山形県内の鉄道を満喫した1日でした。

 

さてさて、明日から自分はしばらく休みなし!

そんでもって、唯一の休日である明日は

ステーキガストのカットステーキ食い放題の日でした。

自分の元にも慌ただしい年度末が到来したみたいです。

そうそう、カットステーキ食い放題、

今回はぼっちじゃなくて、女房とチビ(14歳♀)も一緒についてくるっぽい。

 

 

奥羽本線(福島駅-新庄駅)


読者登録してね