皆さま、おはようございます!
前回、ゆいレール・那覇空港駅の続きですよ。
(前回分はこちらからどうぞ)
【まったり駅探訪】沖縄都市モノレール線・那覇空港駅に行ってきました。
LCCで那覇空港に到着後、早々にやってきたゆいレールの那覇空港駅。
ゆいレール展示館は那覇空港駅から歩いて10分の位置だそうです。
マリンレジャーやゴルフ、グルメも楽しまずに
ゆいレールの乗車だけを目的に沖縄にやってきた自分。
ここを外すわけにはいきませんよね。
「荒天時は閉館」がちょっと気になりましたが、
幸い今回の旅では、我が効果、雨男パワーは発動ならず。
のんびり歩いて、ゆいレール展示館に向かうことにしました。
展示館までは案内看板が確実に誘導してくれますから、
方向音痴な方も安心ですぜ。
階段を伝って駅から地上に降りました。
ここから展示館までは高架下の歩道を歩きますよ。
那覇空港に限った話ではありませんが、
空港周辺は辺りの景色が大雑把すぎるので、
歩いても歩いても景色が変わらず、先に進んでいる気がしませんな。
そして、シーサーが並ぶゆいレール展示館に到着~!
…って、ゆいレール(沖縄都市モノレール)の本社だったんですね!
ゆいレールの車窓から見える車両基地もこの場所ですよ。
ゆいレール本社の敷地は広く、
展示館まではまだまだ距離があるようです。
ゆいレール仕組みを伝えるモーターと駆動装置です。
ふむふむ、ゆいレールにはゴムタイヤが付いているのか。
そしてそして…今度こそ、ゆいレール展示館に到着しましたよ。
で…でかい!
後で知りましたがこれ、まるまる展示館の建物なのです。
「ゆいレール展示館」と聞いて、
てっきり建物の一角に設けられた展示スペースかと思ってました。
これはもう、沖縄の一観光地と言っても過言じゃありませんよね。
入館は無料で自由に観覧出来るようです。
物音がしませんが、この時に展示館にいたの自分だけだったみたい。
展示館は2階建てで、1階は「ゆいレール」にまつわる展示と、
グッズを販売する売店が置かれてました。
自分は子供の頃に「鉄道の無い県」として記憶していた沖縄県ですが、
中心の那覇市内は慢性的な道路渋滞が続いていたそうで、
平成15年にゆいレールが開通したそうです。
1階のミニシアターでは開通に至るまでのドキュメント映像を上映中。
沖縄にもかつては鉄道がありましたが、戦争で破壊。
県民の皆さまの鉄道(ゆいレール)開通に対する期待や、
それまでの苦労の様子がとても感動的で、ホントに泣きそうでしたよ。
都市開発途上の那覇市内の様子も必見です。
3年後には、てだこ浦西駅まで延伸されるゆいレール。
完成後の様子もバッチリ紹介されてました。
続いては2階です。
先にも書きました通り、ゆいレール開通以前にも沖縄県営鉄道を始め、
沖縄県内には多くの鉄道が存在しておりました。
それらは戦火で失われてしまいましたが、
遺物が民家の敷地などから見つかり、
その多くがここで展示されているのですよ。
こちらは沖縄県営鉄道のレール、比較的最近見つかったものだそう。
各所から寄贈された鉄道部品が所狭しに飾られてました。
沖縄県の本土復帰を願い命名された西鹿児島駅行き「なは」号のHM。
その他にもいろいろと。
まさか那覇市内でこれが見られるとは…
閉館時間が近づいたので退館。
自分は1時間半おりましたけど時間が全然足りませんでしたわ。
同じ敷地内に車両基地がありますが、
遠くから眺めることしか出来ませんでした。
展示館でその歴史を知れば、ゆいレールを10倍楽しめるはず。
短足の自分でも那覇空港駅から歩いて10分で着きましたので、
沖縄上陸の際はぜひお立ち寄りくださいませ。
沖縄都市モノレール線(ゆいレール)