皆さま、おばんです!

 

先月半ば、お仲間さんが企画した、

三陸鉄道の貸切列車 に乗車した翌日の出来事ですよ。

…あの日から間もなく1ヶ月が経つんですね。時間が過ぎるの早すぎるわ。

 

釜石線を行き来する快速「はまゆり」 を撮影するために、

花巻駅に立ち寄ったのですが…e1010a/花巻電鉄

たまたま立ち寄った日に改装中とかって、運が悪すぎるぞ、自分!

 

e10100/花巻電鉄

駅舎内の待合室には、古い写真が数多く飾られていたのでした。

 

これ、おそらくは明治時代の花巻駅の写真ですよね!e10102/花巻電鉄

 

こちらは小型C形サイドタンクの重連。e1010b/花巻電鉄

花巻駅が起点だった岩手軽便鉄道の写真だと思いますが…

この路線、大正11年に国有化され釜石線になったのは周知の通りです。

機関車の後ろの貨車には

建築限界を調べるための木枠が取り付けられていることから、

おそらくは大正2年の開通直前の写真なのでしょう。

 

おっ!こちらは馬面電車でも有名な花巻電鉄の電車です。e10103/花巻電鉄

花巻電鉄が貨車を保有していたのは初耳でしたけど、

この無蓋車には間違いなく花巻電鉄の社紋が描かれております。

めっちゃ楽しそう!

 

ふと気付いたのですが、

こんな我々の姿をじ~っと眺めているお方が。

待合室の中にある駅そば屋さんのおばちゃんたちでした。e10101/花巻電鉄

おばちゃんたち、ひょっとしたら

何か知っているのではないかと思い聞いてみたんですよ。

軽便鉄道のこととか花巻電鉄のこととかね。そしたら、

「そりゃ知ってるわよ、学生の頃に花巻電鉄の電車で通学していたもん。」

花巻駅の裏に電車のりばがあったのよ。」

ですと。更には、

「えっ?電車が好きなの?だったら行ってみなさいよ。

駅の跡地は自転車置き場になっちゃったけど、

そこから500メートル行った先に電車が停まっているから。」

 

電車!?e10108/花巻電鉄

そうなのです!

花巻電鉄の馬面電車、わずか1両だけですが

今でもこうして間近で見ることが出来るのですよ。

 

実は自分、馬面電車(デハ3)が保存されてることは知っていたのですが、

今まで見る機会はありませんでしたし、

なによりも保管場所については全く知らなかったのです。

馬面電車を見に行きたい!

でもでも…

実はこの後、快速「仙台ジパング平泉号」 に乗るのですが

それに乗るためには

30分後にやってくる電車に乗らなきゃならないし…

行くの?いかないの?

行くっきゃないでしょ!

 

…ということで、おばちゃんに教えてもらった道のりを走りましたよ。

まずは地下通路を潜って駅舎の裏側にでるべし。e10105/花巻電鉄

 

地下通路は危ないから走らずに歩くべし。e10106/花巻電鉄

 

やって来ましたよ、花巻駅の裏側です!e10107/花巻電鉄

花巻電鉄「花巻駅」跡地の看板が立ってるじゃないのよ!

く~っ、泣けてくる。

 

ここからデハ3が保管されている公園まで歩くことになるのですが、

この道が花巻電鉄の廃線跡なのですよね。e10109/花巻電鉄

とっても楽しかった廃線跡巡りとデハ3ウォッチングですが、

その様子は次回に続きます。
(続きもぜひチェックくださいね)

花巻電鉄のデハ3を求めて歩く・歩く・歩く!


読者登録してね