皆さま、おばんです!
「架線注意」の注意喚起ステッカーをご存知ですか?
ひと昔前は機関車や気動車なんかに
当たり前のように付いていたステッカーなんですけど、
最近じゃすっかり見かけなくなりました。
ちなみに下の写真、
既に廃車済となった小牛田区のキハ58の写真ですけど、
オデコの方向幕の斜め下に貼ってある小さなステッカーが
このステッカー、
どういう基準で貼られていたのか定かではありませんが、
電機機関車や電車にはあまり見当たらず、
蒸気機関車やディーゼル機関車、気動車、客車、
そしてタンク車(貨車)のハシゴの下などでよく見かけましたの。
こちらはシゴハチの正面ですが、
さて、この「架線注意」のステッカーですが、
交流電化が世間に広まりつつある昭和35年前後から、
架線下を走る車両を中心に装着され始めたようです。
交流電化区間は直流電化区間と違い、
架線から周囲1メートル付近に寄るだけで感電しちゃいますので、
注意喚起のために
ハシゴや握り棒付近に貼られていたんだと思うのですが…
タンク車は上部の踏み台の下やドーム側面に付くものが多いようですね。
それにしても、最近は架線下を走る気動車でも、
このステッカーはとんと見なくなってしまいました。
最近の車両で架線注意のステッカーが貼られているのって、
蒸気機関車が走っていた頃からの鉄道アイテムである
架線注意のステッカー、
これを見てメロメロになっちゃうのは自分だけじゃありませんよね?
えっ!?自分だけ?