皆さま、おはようございます!
気仙沼線の代行バス・BRTの乗車記を続けます。
(前回の記事)
気仙沼線・BRT(バス高速輸送システム)に乗ってきました!(前編)
本吉駅で3分の停車をした後は、再び国道45号線に戻ります。
大谷海岸など風光明媚な場所を通過すると、次は陸前階上駅。
いよいよBRT専用レーンの区間に入りますよ。
「路線バスを除く一方通行」
「路線バスを除く駐停車禁止」
そうなんです。
ここから先が、今回初お目見えしたBRT専用レーンなんですよ。
駅のホーム!?
実はここ、かつての陸前階上駅なのですが、
駅舎やホーム・跨線橋はそのままに、
新たにBRT用のホームが新設されたので、
一見すると、鉄道駅そのままの姿なのですよ。
BRT化に当たっては、鉄道用施設の撤去と、
駅舎の全面リニューアルが施されているようです。
運行情報端末です。
これによって、現在バスが、
どの位置を走っているかがわかります。
また、遅延運行されている場合には、
遅延時間も表示されるようでした。
ちなみにBRT、結構時刻は正確に運行されてます。
バスと言っても舐めてはいけませんね。
再びバスに乗車します。
専用レーンは車両1両分の幅しかありませんので、
途中には数か所、待避所が設けられておりましたよ。
ダイヤ上ではこの区間で行き違いするように、
陸前階上駅を発車すると、
わずか3分で次の停車駅・最知駅に到着です。
ここからは再び、国道45号線に戻ります。
さすがにこの辺りに来ますと、気仙沼市内が近いせいか、
道路の進む具合もちょっと怪しめな感じでした。
今回は休日の昼間でしたから、良かったかもしれませんけど、
時刻はほぼ定刻通り、思った以上に正確でびっくりしました。
鉄道線時代の気仙沼線の柳津駅‐気仙沼駅間は、
快速列車も含めて10往復の列車が運行されておりました。
そして今回のBRT化では、一気に15本まで増やされたんです。
それじゃ、ものすごく便利になったかというと、
さすがに所要時間まで倍の時間がかかっているせいか、
乗降客数は減っているように感じたんです。
陸前階上駅から乗車したバスなんか、
自分一人だけの、客ワンマンカーでしたから。
路線の整備をはじめ、
今後やらなきゃいけない課題も多いんでしょうけど、
やはり気仙沼線は鉄道線での復旧を目指して欲しいですね。
以上、バス酔いに弱いのにも関わらず、
路線バスに初めて2時間も乗車した、
40代おっさんの感想でした。