皆さま、おはようございます!


本日の仙台、

ようやく過ごしやすい朝を迎えることが出来ました。


こんな日はスカッとさわやかな話題で始めたいものですが、

仕事の繁忙期を迎えたせいか、

なかなか自分自身がさわやかじゃありませんのよ。


そんなことで恐縮しますが、

今回もまた、高校生の時に撮影した鉄道写真でいきたいと思います。


昭和60年、山形駅で撮影した有蓋緩急車の写真です。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-a09091

ワフ29513(形式:ワフ29500)


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-a09092

ワフ30118(形式:ワフ29500)


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-a09090

ワフ35488(形式:ワフ35000)


有蓋緩急車(ワフ)は、

主に貨物量の少ないローカル線用に

有蓋車と車掌車の機能を兼ね備えた車両で、

戦前製の旧形式を置き換えるために新製された形式がワフ29500、

戦前製のワフ25000の車掌室部分を

拡張改造した形式がワフ35000でした。


ローカル専用とは言うものの、

実質上は車掌車代用で運用されている車両が大半で、

全国どこででも見ることが出来たんですよ。


昭和50年代後半は既に古いワフは姿を消しており、

本線上で活躍するワフは実質、

ワフ29000・29500・35000の3形式のみだったと思います。


そんなワフも、

貨物列車の車掌車が省略されることとなった

昭和60年のダイヤ改正以降は運用落ちし、

末期には1000両弱もあった車両が一気に除籍、

昭和61年には廃形式になってしまったのです。


除籍になった車両はその後にどうなったかというと…

1両28万円(状態によって差異があったと思います)で

一般に販売されていたんですよ。

今でも倉庫として使われているもの、結構見かけますよね。


今回の山形駅の写真は、

運用落ち後に数両まとめて留置されていた時の写真ですが、

全国各地でこのような姿を見ることが出来ました。



それでは本日も行ってきま~す!