三四歳になってわかったこと | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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私ごとで恐縮ですが、本日3月20日に、一つ歳を重ねました。
高速バスに乗って体当たりで国宝ハンターのロケをしたり、
毎日お茶漬けを食べる生活したり、相変らずアホな日々を送っていますが。

今日から、34歳です。
もう、いい大人です。
なのに、まだまだ大人になれる気がしていません。
どうしたら大人になれるのでしょうか。
お願いですっ!教えてくださいっ!


さてさて、美術家の篠田桃紅さんは、

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い/幻冬舎



一〇三歳になってわかったことは、「人生は一人でも面白い」 と仰っていますが。
僕が三四歳になってわかったことは、
「アートテラー人生は一人ではどうにもならない」 ということです。

アートテラーを名乗り始めた26歳の時は、
「自分一人の力でアート界で生き抜いてやる!」 だなどと、まぁ、尖ったことを思っていました。
しかし、この歳まで、低空飛行ながらもこの世界で、
アートテラーという活動を続けていられるのは、決して僕個人の力ではなく、
美術関係の皆様、応援してくれる皆様の力があるからこそ。
そのことに改めて気づかされた今日一日でした。


さて、皆様のお力添えのおかげで、
34歳になったアートテラー・とに~には、いろいろな仕事が待ち構えています。
おかげさまで、『芸術新潮』 で連載中の 「ちくちく美術部」 も3年目に突入しますし、
東京富士美術館で4月1日より開催される “MAKI-E・美の万華鏡展” という展覧会にて、

蒔絵表 蒔絵裏


学芸員さんとの掛け合い満載のギャラリートークを行うことにもなりました。
日程は、4月2日、5月21日、7月2日の3回。
基本的には同じ内容なので、予定が合う回を選んで、遊びに来て頂けると嬉しいです。


また、ギャラリートークといえば、5月20日に、
もはやホームグラウンドと言っても過言ではないホキ美術館にて、
“アートテラー・とに~の「画家の眼がとらえた美」” が開催される予定ですし、
さらに、7月29日は、DIC川村記念美術館でもギャラリートークが予定されています。
アートテラーなので、語るのが本業。
アートを語れる貴重な機会を一つ一つ大事に、
面白いトークショーになるよう全力でぶつかります。

もちろんアートツアーも引き続き、全力投球。
4月8日には、スペシャルなアートツアーを開催いたします。
アートテラー・とに~×東京・春・音楽祭×ぶらあぼというコラボの実現により、
美術展とコンサートをセットで、カジュアルに楽しめるツアーが開催できることとなりました。
詳細は、WEBぶらあぼの以下の記事の中に↓
http://ebravo.jp/harusai/archives/3955


というわけで、気合を入れる意味で、アートテラーの衣装を新調しました。
人生初のオーダースーツです。
お金に余裕があるから作ったのではありません。
むしろ逆。自分を追い込む意味で作りました (笑)
『アートテラー・とに~、スーツを買う。』 です。
さぁ、いっぱい仕事して、この分を稼がないと!

衣装


これからも高速バスに乗りますし、お茶漬けを食べますし、
アートテラーとして休まず走り続けるので、どうぞよろしくお願いいたします。




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