アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-タイトル  明日行きたくなる美術展情報をあなたに

星星星(3ツ星)
  ・しりあがり寿の現代美術 回・転・展   練馬区立美術館(~9/4)
  ・特別展 古代ギリシャ ―時空を超えた旅―   東京国立博物館(~9/19)
  ・オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展   国立新美術館(~8/22)

星星(2ツ星)
NEWガラスと土の造形   遠山記念館(~9/25)
NEW竹岡雄二 台座から空間へ   埼玉県立近代美術館(~9/4)
NEWアカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち   国立新美術館(~10/10)
  ・こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し   東京都庭園美術館(~8/31)
  ・メアリー・カサット展   横浜美術館(~9/11)
  ・12 Rooms 12 Artists   東京ステーションギャラリー(~9/4)
  ・建築倉庫ミュージアム
  ・海のハンター展    国立科学博物館(~10/2)
  ・大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで   東京都江戸東京博物館(~8/28)
  ・江戸絵画への視線―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―   山種美術館(~8/21)
  ・ジュリア・マーガレット・キャメロン展   三菱一号館美術館(~9/19)
  ・ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝   パナソニック 汐留ミュージアム(~8/28)
  ・知の回廊   東京大学総合研究博物館
  ・オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ   サントリー美術館(~8/28)
  ・土木展   21_21 DESIGN SIGHT(~9/25)
  ・ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影   名古屋ボストン美術館(~8/21)
  ・オープン・スペース2016 メディア・コンシャス   ICC(~2017/3/12)
もうすぐ…西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展   Bunkamura ザ・ミュージアム(~7/31)
  ・近代風景~人と景色、そのまにまに~   東京国立近代美術館(~11/13)
もうすぐ…「美の壺」和モダン・暮らしと憧れ展   Gallery A4(~7/29)
  ・ポンピドゥー・センター傑作展   東京都美術館(~9/22)
  ・みんな、うちのコレクションです   原美術館(~8/21)
  ・バロン住友の美的生活―美の夢は終わらない。Ⅱ   泉屋博古館・分館(~8/5)
  ・サイ・トゥオンブリーの写真―変奏のリリシズム   DIC川村記念美術館(~8/28)
  ・心ゆさぶる写実絵画   ホキ美術館(~11/13)
  ・Modern Beauty   ポーラ美術館(~9/4)

星(1ツ星)
NEWはじめての古美術鑑賞 絵画の技法と表現   根津美術館(~9/4)
  ・観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-   東京藝術大学大学美術館(~8/7)
  ・よみがえれ!シーボルトの日本博物館   国立歴史民俗博物館(~9/4)
  ・聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画   国立西洋美術館(~9/19)
  ・石内都 Frida is   資生堂ギャラリー(~8/21)
  ・声ノマ 全身詩人、吉増剛造展   東京国立近代美術館(~8/7)
  ・奥村雄樹による高橋尚愛展   銀座メゾンエルメス フォーラム(~9/4)
  ・村上春樹とイラストレーター-佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸-   ちひろ美術館・東京(~8/10)
もうすぐ…世界を幸せにする広告 ―GOOD Ideas for GOOD―   アド・ミュージアム東京(~7/30)
  ・もっと知ろうよ!儒教   東洋文庫ミュージアム(~8/7)
NEW !
テーマ:
現在、静嘉堂文庫美術館で開催されているのは、
“江戸の博物学~もっと知りたい!自然の不思議~” という展覧会。

江戸


「江戸の博物学」 に焦点を当てたユニークな展覧会で、
江戸時代の日本人による初めての本格的な本草書 《大和本草》 や、

大和  『大和本草』 貝原益軒撰
江戸・宝永6年(1709)刊 静嘉堂文庫蔵 【全期間展示】



日本初の本格的彩色植物図譜である 《本草図譜》 をはじめとする、

初の本格的彩色植物図譜  『本草図譜』(牡丹) 岩崎灌園撰
江戸・天保15年(弘化元年・1844)頃 静嘉堂文庫蔵 【全期間展示】



博物学に関する江戸時代の貴重な書籍の数々が展示されています。
琳派や茶道具、仏像など、美術系の展覧会が続いていたので、すっかり失念しておりましたが。
静嘉堂文庫美術館は、もともとは静嘉堂 “文庫” 、
すなわち “図書館” であったことを、改めて実感する展覧会でした。
星
(とは言っても、狩野探幽の 《波濤水禽図屏風》 や渡辺崋山の 《遊魚図》 といった絵画作品も出展されていましたが)


展覧会のハイライトは何といっても、《日本創製銅版新鐫 天球全図》 です。
太陽や月、地球などの天体から、

日本創製銅版新鐫 天球全図  『日本創製銅版新鐫 天球全図』 のうち「天球図」 司馬江漢撰
江戸・寛政8年(1796)頃刊 静嘉堂文庫蔵 【前期展示:6/25-7/18】



雪の結晶、蟻、ボウフラなどの虫までが紹介された、まさに 「The博物学」 な書籍。

アリ  『日本創製銅版新鐫 天球全図』 のうち「顕微鏡観物写真図」 司馬江漢撰
江戸・寛政8年(1796)頃刊 静嘉堂文庫蔵 【全期間展示】



一部木版もありますが、基本的には全て銅版画。
そこに、彩色が施されています。
描いたのは、司馬江漢。
江戸時代後期を代表する、洋風画家です。

200年以上も前の書籍とは思えないくらいに、正確な描写。
今現代でも十分に通用しそうなレベルです。
ただし、太陽だけは・・・。

太陽  『日本創製銅版新鐫 天球全図』 のうち「太陽真形」 司馬江漢撰
江戸・寛政8年(1796)頃刊 静嘉堂文庫蔵 【全期間展示】



使い倒したランチョンマットみたいな感じになっていました (笑)


個人的にもっとも印象に残ったのは、《鱗鏡》
こちらは、高松藩の家老であった木村黙老によって書かれた魚図鑑で、全263種の魚が紹介されています。

うろこ  『鱗鏡』 木村黙老撰
江戸・嘉永6年(1853)写 静嘉堂文庫蔵 【後期展示:7/20-8/7】



ダツ  『鱗鏡』 木村黙老撰
江戸・嘉永6年(1853)写 静嘉堂文庫蔵 【全期間展示】



さかなクンならずとも (?) 、「ギョギョッ!」 と声をあげたくなるビビッドさ。
こんなにも色が美しい状態で、保存されていただなんて!
・・・と思ったら、なんと今回が初公開とのこと。
ありがとうギョざいます。




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