2008年10月30日とかなり大昔にアップしたネタですがアクセス解析すると5位ぐらいにいつも位置付けられてるので追記・修正してみました!

 

最も作ることが多いカクテルの一つジンリッキーです。ジンリッキーはジン、ライム、ソーダの3品しか使わないシンプルなカクテルです。

ジンリッキー→ソーダ+ライム

ジントニック→トニック+ライム

ジンバック→ジンジャーエール+レモン

果肉の量に関わらずそう思われている事が非常に多いのです。バーテンダー的には3種類のカクテルは全くの別物。

ジンリッキーはライム1/2個分

ジンバックはレモン1/6〜1/8個分

ジントニックは何も使わない(好みでレモンまたはライムのスライスを添えても良い)が教科書通りのスタイルです。

先日、ご来店になったお客様が「ジンリッキーとジントニックのライムのサイズが一緒だったけど、ここはライムが大きい」と話しておられましたので「通常は1/2個ですよ。うちは1/4個でこれでも少ないほうです」とご説明しました。

ジントニックに1/6〜1/8個分のライムを絞るのは定番化してますが上記が教科書通りです。

どのお店でもライムが絞ってあるのでそのように思われるのは当然ですが

今日はリッキーの話です。

 

BarUsquebaughでは1/4個分のライムを軽く搾り写真のようにして供します。

大きさや果汁量によっては半分使います

問題はここからです。

こうしてお出しするとぐるぐるとかき混ぜる人が大半です。←ここ誤解

現在はマドラーの有無はお客様に確認します

リッキーというのは、客側が自分の好みに酸味を調整するというのが醍醐味のカクテルでマドラーはライムを潰すためにお出しします。

ですから、かき混ぜるとガスが抜けてしまい本来の清涼感が味わえません。

次に、マドラーをどこに置くか?

BarUsquebaughでは写真のようにマドラー立てとしてグラスを供します。

出てこない場合、下の写真のようにコースター手前側におくというのがスマートでしょう。

過去日記に書いたジントニック。不本意なんですねーライムを搾るという動作が。

ジントニックはジンとトニックウオーターでバランスを整えるのがバーテンダーの技術ですから。

 

BarUsquebaugh山下克美

 

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