嘘つきはキライです!!・・の記事についたコメントより

読者の方からの両親との関係についてのご相談です

『いつも拝見させていただいています。
私は両親が嫌いです。
暴君のように我がままで、自分と意見が合わないと罵倒する父。
それに従い父の顔色ばかりを伺い、子供は二の次の母。
母が可愛そうで、子供心に母をかばっていましたが、
もうそんな両親と付き合っていくのがほとほと嫌になり、
もうこれ以上傷つきたくないので、今は距離を置いています。

でも、やはり両親のことは気になります。
電話がかかってくると(いつも父)、動悸がして電話に出たくなくて
出ないけど、かかってこないと何かあったんじゃないかと考えたり。。
子供って親の愛を乞うものなんですかね。。
どんなに嫌いな親でも。
でもやっぱりもう昔のような付き合いはしたくないんです。
やっぱり嫌いなものは嫌い。
この矛盾した感情をどうもっていけばよいのやらと悩んでいます。
アドバイスいただけますでしょうか?』

お答えします

お気持ちよくわかります

これ以上キライになりたくないので、距離を置いていらっしゃるのですね・・・


おとうさんやおかあさんが優しい人だったら・・・
どんなによかったことでしょう~
私もそんなふうに思っていました

それでも私たちは、なんとか愛そうと努力するのです
優しい人を愛するのは、たやすいことです
けれど、愛しがたい人を愛するのは、難しいですね

本当は、両親を好きになりたくて心を通わせたいのに
それが、とても難しく感じます
お気持ちお察しします

子供の頃は、何もできず耐えることでしか生活できませんでした
もう大人になって、子供の頃より強くなったのに
あいかわらず、同じような関係が続いていくと考えてしまいます
もう、大人になって、子供では、ないのに
親の前に立つと、あの時の子どものようにふるまってしまう

それは、「親をキライでいる自分を責めている」からなのです

子供の頃から、もっとおりこうさんになったら
優しくしてもらえると思って・・・・
たぶん、努力をしたはずです
そして、こんな感情があったのでは、ないでしょうか?
親をキライでいる自分を責めてきたはずです
キライなのに好きにならなきゃと思っていたはずです
親を嫌うなんて、そんな悪い子になりたくない・・・と

この赤字の部分を受け入れれば、たぶん気持ちが楽になり
親御さんとの関係もよくなるでしょう

おりこうさんの仮面をはずしてください
そんな仮面などかぶらなくても
あなたは、いいこなのです

とても良い子なのです

親を嫌っても良い子なのです
子どもを罵倒する父親が悪いのです
悪い父親をキライになるのは当然です


この赤字の部分は、心の底からそうだと感じてください
ここは、インナーチャイルドの癒しの肝です!!

父親をかばったり、母親をかわいそうだと思ったりして
いい子ぶる対応は、しないこと

全面的に素直な正直な子ども心に戻るのです
大人のように、気を遣わないこと
ありのままの感情をそのまま認めること

キライは嫌いでいいのです!!

その感情を私たちが認め、自分のものとして
受け入れる度に
インナーチャイルドと絆を取り戻せます

そして、キライという感情が昇華され
おとうさまやおかあさまを
心から愛おしく思えます

心の底から愛することができます

愛する人を心から素直に愛せることほど
私たちを幸せにすることは、ありません


*わからないことは、また聞いてください~

        わちけいこ



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