有賀千恵です。
10月16日(日)に、
ずっと現場にいたお二人の現役助産師さん
(お一人は婦長さん、もう一人は助産院を開設されている方)
にリアルの現場の声を聞ける機会に恵まれました。
普段はめったに聞けないことなども聞けて、
大変ためになりました。
生命の誕生を預かる現場であるからこそ、
迎え人であり、送り人であるとの言葉が
とても印象的で、リアリティがある話も聞けました。
その話はまた別の機会にできれば、とおもいます。
さて、今回は、原因についてお話します。
一口でいっても、乳腺炎といっても、
前回の時に話した通りに、
段階があるので、その対処法は次回に回しますね。
〇乳腺炎の原因
よくネットで調べると
生クリームやチーズ、
ケーキを食べたから、と言われているものが出てきます。
そういった要因もあるかもしれません。
また以前とは違った見解が出てきましたので、
今回はそちらを紹介します。
●乳房から乳汁がでるのを外部の力ででれない状態にある
・きついブラジャー
・シートベルト
・抱っこひも、おんび紐
上記以外にも、もちろんあります。
授乳用でもきついものだとそうなる場合もあります。
●乳頭から乳汁が効果的にでない
・赤ちゃんの抱き方、吸わせ方(角度など)が適切におこなわれていない
・乳管の閉塞
・授乳回数が少ない
・いつもより長い間、飲まなかった
・乳汁分泌が多すぎる
ほかにも、急に授乳をやめたり、
お母さん、赤ちゃんの病気によるものもあります。
●ストレスをためやすい
・お母さんのなれない育児へのストレス
・お母さんの睡眠不足
・過度の精神的ストレス
・体調不良によるストレス
主に、お母さんの状態によるものでストレスがたまると、
背中や肩が凝り、血液やリンパ液の流れが悪くなり、
老廃物がでにくくなります。
もちろん、食事なども関係もあるとおもいますが、
乳腺炎になったことを自分を責めたりしないでくださいね。
また、吸わせ方などは母乳に力をいれている助産師さんに
アドバイスをいただくのも、ひとつの手です。