今からちょうど6年前の午前2時23分に息子が誕生しました。6おめでとう

私の出産は普通の人のそれとはちょっと違うドラマチックなものでした。

うちの息子くんが逆子であることがわかったのが確か30週ぐらいの時でした。

逆子を治すためにお灸をしたり、逆子体操をしたり、外回術の名医と言われている先生のところへ行ったり、お腹の中の赤ちゃんと対話出来るという怪しげなヒーラー(?)のところへ行ったりありとあらゆることを試しましたが、結局逆子は治りませんでした。

当初は助産院で出産する予定でしたが、逆子だと助産院では出産することは出来ない(助産院では正常なお産しか扱えないのです)のでやむを得ず病院での出産となりました。

私の担当医は「逆子だからと言って帝王切開で産む必要はない。」とおっしゃるまるで神様のような方でした。(逆子のお産は普通のお産と比べリスクがあるため、ほとんどの場合、帝王切開になります。) その産婦人科医と出会っていなければ、うちの息子くんは完全に帝王切開で産まれていたことでしょう。

最後の39週の検診の時に、「僕が日勤の時に陣痛促進剤を使って産むことにしましょう。ちょっと自然じゃなくなっちゃうけどいいかな?」とおっしゃったので「はい、それで結構です。」とお答えして入院の手続きをして自宅に戻ったのでした。

確かその最後の検診の翌日だったと思いますが、入院の準備をまだ全部していなかったので近所のスーパーに買い物に出かけました。買い物から戻り、シャワーを浴びてさあ着替えようと思った時です。

ゴボッ汗という感じがしたと思ったら、床が濡れているではありませんかブタ

破水したーーガクリ まずいっと思い、寝ている両親を起こし救急車を呼んでもらうことにしました。(ちょうどその時、夫は友人と一緒に飲みに行っていて不在でした怒

救急車が到着して、病院へ搬送され、そのまま分娩室へ運ばれました。(逆子の場合、破水してしまうと臍帯が出てきてしまう可能性があるのですぐに病院に来てくださいと言われてたのです)

まもなくして夫が病院へ到着。酔っ払ったまま分娩室へ入ってきましたガーン それからあれよあれよという間にお産が進み、無事午前2時23分に息子くんが誕生しました。

分娩所要時間はたったの2時間11分かかか (年齢ばらしちゃいますけど、この時の私の年齢は38歳8カ月でした)陣痛の痛みもそんなに長い間経験しなかったので今思えばラッキーでしたねべーっだ! 

以上、私のドラマチック出産体験談でした。


さて、私の人生の中で子どもを産み、母親になって子育てをするということは全く想像が出来ないものでした。

もともとあんまり子どもが好きじゃなかったし、子育てにも全然興味がありませんでした。結婚してから7年間は、バリバリ仕事をして、お給料をたくさんもらって、好きな時にお休みを取って海外旅行して、好きな物を食べて、好きな物を買って、お友達と美味しいものを食べに行って・・・。自分のやりたいことはすべてやり放題でした。

そんな私が思いがけず妊娠。そして出産、母親になったというわけです。

子どもがあんまり好きでなかった私も今ではすっかり息子くんにメロメロで可愛くて仕方ありませんハート音譜 子育てはテキトーに手抜きしてやってますあせる 

息子くん、産まれて来てくれてありがとうハート そして私のことを成長させてくれてありがとう。

感謝です。


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