変幻自在に形を変えることができる、
紙のように薄い錫(スズ)の器
「すずがみ」。
富山県高岡市の寺院用"おりん"の技術を
いかして、シマタニ昇龍工房で作られています。
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素材やデザインがめずらしくモダンで、
以前もテレビに登場して話題になっていて
とても気になっていました。



圧延されたすずを、もくもくと打っています。
5年くらいやらないと、感覚がつかめないそうです。

すずのインゴット。重い!
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これを圧延し、伝統産業「鍛金」技法を
活かして製作。
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叩く音で耳がおかしくなるので、
耳栓をつけて均等にたたいていました。
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いろんな柄があります。

これをぐにゃりと曲げて使うお皿。斬新。
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和菓子置いたら高級にみえますよね。

おりんの工房ものぞかせていただきました。
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すごい数の金槌。
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持ってみるとかなり重い・・・
おりんを鍛金するのは力仕事です。
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昔は一枚板から製作していたそうですが
とても大変なので、途中から熔接式に
かわったそうです。
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継ぎ目。

刀のような板を輪にしてつくる過程。
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おりん底も熔接。
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これをつないで鍛錬します。
分厚いと思っていたけど結構薄いんですね。
だからおりんは横からうってはいけないそうです。
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すずがみやおりんをつくっている工房見学、
昔からある技術を拝見でき、よい大人の
社会見学となりました。


【シマタニ昇龍工房】