熊本二日目の前半にミニミニ講座をさせていただきました。

 


 

熊本地震からちょうど一年目に
こちらに来ることになり、
現地の方とも少し当時の話をしています。

 

タクシーの運転手さんから
当時の様子を伺いましたが、
地響きの音など、
「あれは忘れられない。」と
おっしゃっていました。

 

講座の会場や泊まっている所の
周辺などには
目立って目につく震災の跡は
あまりありませんが、
目に見えないところには
まだまだその跡は残っています。

 

運転手さんの

「がんばるしかないけんね。」という言葉。

なんとも言えないものを感じました。

 

多くの方、それぞれに必要な

復興がありますよう。

 

 

何かつらいことや
苦しいことがあるとき。


ほとんどの場合は、その理由や
原因を探そうとします。

 

けれど、いくら原因や理由が
わかったところで心は
「うん、楽になった♪」と
なるでしょうか。

 

「そういうことだったのね。」
というスッキリ感はあるかもしれません。

 

けれど、痛みが大きいときに、
「そうだったのね。」の納得だけで
心の痛みは癒えるでしょうか。

 

ここで本当にみたいのは


現場(当事者・じぶん)の声。


今、自分の心にどんな思いがあるか。
どんな感情で、何を感じているのか。


このような”心の状態・私が感じていること”

をみたいのです。

 

例えば「不眠」という症状があって
原因は震災からの不安。
だったとします。

 

これだと

 

クライアント 

~症状~

 

「眠れないのは震災以降。
あれ以来、夜になると不安が襲ってきて
深く眠ることができません。」

 

医者 

~原因への対処~

 

「不安が強かったら眠れませんよね。
では、よく眠れるように
睡眠導入薬をお出ししましょう。
あとはなるべく気にしないよう
リラックスしてお過ごしください。」

 

ということになります。

 

でも、

 

症状

原因

 

だけだと対処しているのは
表面的なこと。


セッションでみたいのはその間です。
ご本人のナマの声。


実際、何が一番困っていて、
その苦しみの本当の原因は何か。
ということ。


症状

クライアントさんの今の”状態”

原因

 

この部分です。

 

先ほどの例だと
震災をきっかけに、家族の面倒を
見る機会が増えたのかもしれないし、
仕事の負担が増えた、または
職を失った。。のかもしれない。
ほか、大切な方との別離が
あったのかもしれません。

 

そういう個別の理由をきちんと
聴いていく。

 

そして、
その個別の理由の中にある
苦しみを生む思いを拾う。

 

その細かな部分が
ハートの深部を確認していく。


つまり、今の心の状態を理解していく。
ということです。


原因を知るのが意味ない、
ということではなく、

 

心で何が起きていて、
どうしたいのか?
どうしてなのか?

 

を見ると、

実は「原因」と思っていたことが
本当の「原因」ではなかった。

ということもありますね。

 

というわけで原因探しから、
今の心の”状態”を
知る・理解することへ。

 

頭で考えて対処すること。
ハートの声を聴くこと。
このバランスを行き来しながら
自分の心地よさへ
向かっていきませんか?

 

 

では最終日、行ってきます~
熊本は時折、強い雨の曇りです。

良い一日をお過ごしください

 

 

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