これまで、米TUMI、BRIEFING、BUILT、伊Felisi、MOLESKINE、日本の知人の革鞄など使ってきた。最後のMOLESKINEなんて、ジッパーは弱くタフさがない鞄で、結局1年しかもたなかった。

今の自分に合う鞄、それは国内外の移動に対する頑丈性や機能性、また両手を動かせるための3wayはマスト条件。

この数ヶ月見てきてついに選んだ鞄は、3WAY BRIEF CASEという吉田カバンだ。

とても細かい気配りがある。

デジタルデバイスの時代に、スマホやWiFiルーターを入れるぐらいの専用ポケットがちょうど良い場所にある。
これは移動時にとても便利で、しかも小型化するデバイスは逆に鞄の中をきたなくさせて
しまうため、整理整頓された構造はとても使い勝手がいい。

ちなみに、ファブリックの3種構造は素晴らしい。

ホームページから素材内容を抜粋すると、

ヨットやウインドサーフィンで使用されるセール(帆)の生地の開発に定評のあるアメリカDIMENSION-POLYANT社とアウトドアなどで用いられる高品質素材を多く生み出しているインビスタ社の二社の協力を得て開発したオリジナルの生地です。強度面でも非常に優れながら軽さも兼ね備えた1000デニールのコーデュラ®ナイロンの裏面にX-PLYと呼ばれるポリエステルを撚って紐状にしたものをバイアス(生地に対して斜め)方向に配置する事で織物の弱点である斜め方向への伸びを抑えさらにそれに同じくポリエステル素材の非常に薄いPETフィルムを特許製法によるラミネート(圧着)加工する事で、生地の織り目を密閉し雨や汗等の水の侵入を防ぐ事を可能にした、強度・軽さ・防水性を兼ね備えた素材です。
ということ。

最後に選んだ理由の一つに、海外への移動時に感じる日本人としてのアイデンティティ表現という意味でも、日本ブランドのものが欲しかった。

たかが鞄、されど鞄。
移動の時代に、鞄というモノづくりは今後一層センスが求められる。