婚活開始しょっぱなから自己プロデュースに失敗し、暗黒時代に陥ってしまった私。

千原せいじ似の男にすら「ワンチャンあり」と舐められた私は決意したわけです。


コンパ王に私はなる



と。


この先の50年、出来れば人に自慢できる彼を捕まえて結婚したい。



そう決意してからはかなりの数のコンパに参加しました。



そして私なりに得たコンパテクを伝授していきます。

理想は
①コンパで印象づける

②食事に誘われる

③デート3回目に告白される(可能であれば2回目!)


単純ではあるこのステップをいかに円滑にすすめるためにはまず第一印象で印象づけること。


自己紹介編!




以前までの私は

「トマトです。○○の仕事してます。よろしくお願いします」



というなんともふつーな感じでした。
普通に自己紹介なんて名前交換だよなーなんて特に気にしてませんでしたが、
やはり第一印象って大事なのでそこのつかみは重要です。

笑顔でゆっくりを心がけて普通の自己紹介プラスαは必ず付け加えましょう。

例えば

「トマトです。○○関係の仕事です。食べ歩きが趣味で、特にラーメンには目がないですウシシ


ここで男性陣の誰かが「お、ラーメンうまいよね」みたいな合いの手がおそらくあります。

その場合は「そうなんですー。すみません色気なくて」と照れ笑いなんて浮かべてください。

そして最後は

「美味しいラーメン屋さんとかあれば教えてください。よろしくお願いします。」

でしめましょう。

これ。一見定番というかむしろ地味ですが、いいですよ。
なぜなら初めのデートってだいたいが食事なので、その辺りを相手側にインプットさせてしまえば

のちのち「ここのラーメン美味しかったよー」
などあちらから気軽に誘える口実になりますし
隙を作る、という意味でも賢いですよね。

とはいえ最初のデートでラーメンってのもどうなのかと思うので、そこのワードは焼き鳥でも鉄板料理でも燻製料理でも、万人が好む食べ物ならなんでもよろし!気取らないものがベストですな!




あと自己紹介はなるべく男性陣から一通りさせてください。
「心の準備しとくので男性から自己紹介してくださいーお願いでオッケーです。

そうする事で、ある程度男性のことをリサーチ出来た状態からのスタートをきれるわけです。

例えば狙っている男性の趣味が「映画鑑賞」なら、その後の自分の自己紹介で

「私も映画が好きで予定がない日は一日のんびりhuluで映画みてます」



とアピール出来ちゃうわけです。

そうする事で、もう一歩リードですよね。

この「私も」を入れることで、
意中の男性からしたら「俺に被せにきたのかな?」と勘違いして勝手に意識してくれます。

序盤から意中の男性がすでに決まってる場合、こういう風に一点集中で攻めるのはアリアリだと思います。
時間は有効に!

 
中にはシャイで恥ずかしがり屋で頭が真っ白になっちゃうタイプの女性もいますね。
そんな方は

「すみません。ちょっと緊張して面白いことは言えないですが、よかったら○○ちゃんって呼んでください。よろしくお願いします」


で充分可愛いです。
コンパ慣れしてないけど、何気に親しみやすいあだ名をアピール。

これ何気に一番あざといんじゃないかと。



他にもアプローチしたい趣味があればアピールしてもかまわないとは思うのですが、


私的にNGだなと思う自己紹介ワードがあります。

ヨガ、お菓子作り、フラワーアレンジメント、英会話教室、料理教室、など。

もちろん立派な趣味だと思いますし関心に値しますが、男性からするとどれも敷居が高い。

「自分を高く売り出したくて必死なんだな」と思われがちです。
そして男性からしたらどれも話の広げようがないものばかりなので、あまり公言しない方が吉だと思います。

あ、でも料理やってるアピールはしておきたいですよね。デレデレ

なんせただのコンパではなくこちとら婚活に日々身を削ってますから。

それぐらいのアピールはさりげなく入れましょ♪


そういう場合は一言

「食べることが大好きなので、料理を始めると凝りだして餃子の皮から作り始めます。」

とか、

「これといって自慢できることはないですが、お手製親子丼だけは誰にも負けません」

などなど気取らず

「それ俺も食いたいー!俺のために作って!

と思わせるピンポイントな料理を一品あげてみましょう!

なかなか食いつきいいですよ!




さて、どうやってしめよう。

まとめる力がない私。。


少しでも一ミリでも婚活女性のお役に立てたら私はもう嬉しいです。



とりあえず次回は定番好きなタイプを聞かれた時のアプローチなど書いていきます!


くどくど書いた割に雑な締め方だな。笑



前回千原せいじ似のせいじにマニュアル女扱いされた私。
このせいじがまたオブラートに包むということを知らないので、思ったことをまぁズバズバと言ってくれるんです。



「確かに気配りは出来てる。でもお前は俺ら男の話を聞いてるようで減ってるグラスばっかり見てた







グラスが空けば

「なんか頼みます?」


話の途中に

「次なに飲みますか?」

そろそろピッチを抑えようとも

「なに飲みます?」


なにそれ怖い
それ私なの???

下手なキャバ嬢かよ



「周りから見透かれる気配りは気配りじゃない。
お前のはただの出来る女アピール。」


そして他にも


「お前と話してても「嘘ー」「すごーい」「そうなんやー!」しか言わんかったしなー。ひな壇で目立ちたい必死なグラビアアイドルみたいな」


ひな壇で目立ちたい必死なグラビアアイドル。


ピンポイントな例えをしてくるせいじ。

その後も
・お弁当毎日作って持って行ってる発言
・膝にハンカチを常に置いてる
・週末は資格の学校
・親戚の子供が可愛くてよく遊びに連れて行く発言
・サラダやピザなど全て取り分ける

など、

一見理想の女に聞こえるが、




言動の全てが異性を意識したもので怖い


と、言われました。



こんなこてんぱんに言われ放題の私でしたが、
反撃する気はありませんでした。



だってせいじが言った事全て目から鱗が出るほどに的を得ていたから。


当時の私はコンパが終わりその日の事を思い出そうとしても、
男性がなにを話してたかとか、どんな人だったとかそんなに覚えていなかったのです。
アルコールで記憶が飛んだとかではなく。

食事をみんなで楽しんで、素敵な男性がいたらその人のことを色々知ってアプローチしよう。

というより、

自分を売り出して気に入ってもらって、女性陣の中で一番モテたい。


事ばっかに気を取られていたんですよ。


男性に矢印を向けるのではなく、完全に自分に矢印を向けていました。



そりゃそんな女、見てる方が疲れるだろうし
次デートしたいなんて思わないよね。。


「じゃあせいじは何で私のこと誘ってくれたの?」

そうだよ。せいじはコンパの後に連絡をくれて何度か食事をしたのち、今は同じ趣味を通したアウトドア仲間である。

気が合るから連絡をよこしてきたんじゃないのか?
と詰めてみるも


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「ワンチャンありかなと思って」


ワンチャン=ワンチャンス=ヤレる



私ってこんな千原せいじ似の男にすら遊ばれるレベルなの?(しかも結果喰われてないし)

このままじゃまずい。


こんな惨敗続きの私でしたがこのせいじの厳しいお言葉を素直に受け止め、コンパを重ねていくことで徐々にコンパマスターになっていきました。


せいじも今では「いい女になったな」と手のひら返してくれてます。



どうでもいいけどなんでお前はいつも上からなんだよ??


次回、トマト流コンパ必勝法をお届けします!






何度か書いたと思いますが、わたしアラサーに突入するまで男性にそこまでモテませんでした。

外見がギャルよりだったので、寄ってくる男性は多かったです。

しかし今思い返すと昼からのデートというより夜からの飲みの誘いが多かったです。
この時点で気づけよという感じでしたが、
当時はそれをモテると勘違いしてしまっていたんですよ。





さらにそれまで付き合っていた彼氏が溺愛してくれていたので、

私って何もしなくても愛されるんだ!

って信じて疑っちゃいませんでした。


そんな貴重な彼氏を手放し、
結婚なんてか〜んたん♩
3ヶ月後には入籍してたりしてっ♪

などと豪語しながら婚活界に足を踏み入れたのでした。


もうフラグ立ってますよね。






はい。




ご察しの通り、つまずきまくりました。







まず大人しい方がモテるでしょ!控えめにしといた方が女の子は可愛いんだもん!と挑んだコンパでは


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いつの間にか空気と化していて、周りの肉食女子にもってかれ、撃沈。










ならばと思い、




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(二次元なので自画像を美化することをお許しください)


相槌、おうむ返し、褒める、ミラーリング、ボディタッチ、など全てを完璧にこなすも、撃沈。






あれだけ自信があった私の婚活。いつの間にか雲行きが怪しくなってきたのです。



私って自分で思うほど可愛くないんだ。。



あ、確かに鏡に写る自分は可愛いけど、他人にとってもらった写真は変な顔してるな。


ああ、もしかして私上の中だと思ってたけど、中の下?いや下の上?

わからない。わからない。

もう、なんで彼氏と別れたんだろう。
より戻そうかな。。。。




と、完全に詰みました。








ある時コンパで出逢ってアウトドア仲間になった友人のセイジがいいました(キャラも顔も千原ジュニアの兄せいじに似ている)



「俺さーお前のこと最初苦手やったわ」



「え、そうなん?」



「最初とか無感情人間に感じた。
マニュアル本を全てつめこんだ感じでなんか怖かった。必死か!と思ったわ」






せいじ曰く、私はマニュアル女らしい。

全ての言動が嘘っぽいと。





ショックでした。



自分が良かれと思ってやってきた言動が、男性からすると必死で恐怖だっただなんて。



プライドがズタズタに傷つき、恥ずかしくて仕方なくなった私は



「じゃあもう愛想笑いもせんし、話も聞かへん!広げへん!
でもあの日私がみんなのドリンクとかもほとんど聞いてんで!!!みんながやらへんから!」



キレて恩を売りだす始末。


これには自分でもドン引き。



思い返しただけでもこの黒歴史発言に頭を抱えます。



しかしせいじがこの後もズバズバとお説教してくれたことで、私は自分の今までを見つめ直して今後の自分プロデュースに成功することになります。


続きます!




さてコンパ記事、これにてファイナルです。



それは二次会でタク代に釣られた女性陣を残し、早々と帰路につくため幹事くんに駅まで送ってもらう帰り道の出来事でした。

「俺、彼女がいるんだ」

と突拍子に告げられたのでした。


けどまぁコンパに彼女持ちが来ること自体大して驚くことでもないので、なぜ突然そんな改まって告げられたのだろうと、困惑。

「そうなんだー」

としか言いようがない私に向かって驚きの一言

「ごめんね」






。。。









。。。











はい?






その後の幹事くんの話を要約すると、

①幹事くんはコンパが決まってから今日までの短期間で彼女が出来、今日は後ろめたさもあり先輩をたてるだけで極力話さないようにしていた。

②そんな自分をトマトちゃん(私)がしょっちゅう見つめてきて話しかけてきた

③トマトちゃんは自分の事が好きに違いない

④俺彼女いるんだ。ごめんね







私、当たる前に砕けたみたいです。
いや、当てる気もないのに勝手に砕けた感じ


話さない幹事くんを心配して見ていたつもりが、
幹事くんからしたら物欲しげな顔で見つめてくる女だったよう。

辛い。


もちろんしっかりと否定させて頂きました。
多分思い込みの激しいタイプっぽいので通じてなさそうですが。


何が辛いってその幹事くん、その後おもむろにスマホを取り出して

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まるでトトロのかんたくんを思い出す圧力で彼女の写真を見せてきたのでした。
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その後駅のロータリー的なところで、彼女のことが大好きだという盛大な惚気をたくさん聞かされ、終電で帰りました。

全然興味のないような人にでも間接的に(いやもはや直接的)フラれるって意外とショックでした。

当時の私は元カレに2年間溺愛された後遺症で変に自信満々だったので余計に傷つきました。


ちなみに拝見した彼女の写真はめちゃくそ美人でした。そら圧力かけてでも見せたくなるわな。


最後に

こんな後味になるくらいなら、終電逃してタク代たんまりもらって帰ればよかった!!!!



以上、トマトの婚活劇場「コンパへ行く」完。





次回はまた何かしらの恋愛テクニックか、初の婚活パーティー記事でも書こうと思います。

さて前回の
コンパへ行く①
コンパへ行く②
の続きを書いていこうと思います。


年齢当ての不穏な瞬間もなんとか持ち越し、コンパも終盤にさしかかったところでふと違和感に気づくのです。

なんか幹事全然話ししてなくね?

もともと明るい人だったよね、確か。
だってこの幹事(以下幹事くん)との出会いは、学生時代にスポーツバーでナンパされのが始まり。
声をかけてきたチャラさに加えペラペラ話ししてたので、コンパなんて待ってましたと言わんばかりに盛り上げてくれるもんだと期待をしていたのですよ。

まぁ先輩ばっかだから遠慮してるのか、と特に気には止めずに一同は二軒目に移動しました。

さすが大手ゼネコンのお方たち。

なんかバブリー風の漂うスナックのようなバーでシャンパンもバンバン頼むわおつまみも頼む頼む。
豪遊できて非常に嬉しいのだが、私たち女性陣はまるでキャバクラのように男性の横につかされるスタイル。
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こんなにお金の使いっぷりがいいと
「私たち素人よりキャバクラ行った方が喜ばれるんじゃない?普段行ってるんだろうな」と少し警戒心も湧くのでした。


そして前の記事で一瞬記した、パパのような貫禄のお方はやはり40オーバー。
そして男性陣もなにかとよいしょしていたので「ああ、このお方の為のコンパなんだな」と察するも、何ゆえ豪遊させてもらってる身なので一応ホステス役を務め終電の時間にさりげなく席を立ちました。

しかし女性陣、豪遊が心地いいのか

「タク代出してくれるんだって!もうちょい居てもいいんじゃない?酔っ払いと。


まじか。
ゲンキンなやつらめ!!!
まぁ自分が開いたコンパを楽しんでくれているなら何よりだ。
私の仕事は終わった!


と、一人先に帰ることに。
タク代だと3000円握らされましたが、まだギリギリ終電もあったのでお断りし、
駅まで幹事くんが送ってくれるとのことで、そこはお言葉に甘えました。

駅までの道でさっきまでの疑問を問いました。

「幹事くんなんか大人しかったね。気をつかうよねー職場の先輩とコンパするのって」

すると幹事くん、足を止めて私の目をじっと見つめてきたのです。

ん?なになに?
もしかして口説かれる?

と思ったのもつかの間
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「俺、彼女がいるんだ」






と夜のネオンに照らされながら何故かキメ顔で言ってきたのでした。



ここから地獄の時間が始まりました。

次回記事が最後です。