前回千原せいじ似のせいじにマニュアル女扱いされた私。
このせいじがまたオブラートに包むということを知らないので、思ったことをまぁズバズバと言ってくれるんです。
「確かに気配りは出来てる。でもお前は俺ら男の話を聞いてるようで減ってるグラスばっかり見てた」
グラスが空けば
「なんか頼みます?」
話の途中に
「次なに飲みますか?」
そろそろピッチを抑えようとも
「なに飲みます?」
なにそれ怖い
それ私なの???
下手なキャバ嬢かよ
「周りから見透かれる気配りは気配りじゃない。
お前のはただの出来る女アピール。」
そして他にも
「お前と話してても「嘘ー」「すごーい」「そうなんやー!」しか言わんかったしなー。ひな壇で目立ちたい必死なグラビアアイドルみたいな」
ひな壇で目立ちたい必死なグラビアアイドル。
ピンポイントな例えをしてくるせいじ。
その後も
・お弁当毎日作って持って行ってる発言
・膝にハンカチを常に置いてる
・週末は資格の学校
・親戚の子供が可愛くてよく遊びに連れて行く発言
・サラダやピザなど全て取り分ける
など、
一見理想の女に聞こえるが、
言動の全てが異性を意識したもので怖い
と、言われました。
こんなこてんぱんに言われ放題の私でしたが、
反撃する気はありませんでした。
だってせいじが言った事全て目から鱗が出るほどに的を得ていたから。
当時の私はコンパが終わりその日の事を思い出そうとしても、
男性がなにを話してたかとか、どんな人だったとかそんなに覚えていなかったのです。
アルコールで記憶が飛んだとかではなく。
食事をみんなで楽しんで、素敵な男性がいたらその人のことを色々知ってアプローチしよう。
というより、
自分を売り出して気に入ってもらって、女性陣の中で一番モテたい。
事ばっかに気を取られていたんですよ。
男性に矢印を向けるのではなく、完全に自分に矢印を向けていました。
そりゃそんな女、見てる方が疲れるだろうし
次デートしたいなんて思わないよね。。
「じゃあせいじは何で私のこと誘ってくれたの?」
そうだよ。せいじはコンパの後に連絡をくれて何度か食事をしたのち、今は同じ趣味を通したアウトドア仲間である。
気が合るから連絡をよこしてきたんじゃないのか?
と詰めてみるも
ワンチャン=ワンチャンス=ヤレる
私ってこんな千原せいじ似の男にすら遊ばれるレベルなの?(しかも結果喰われてないし)
このままじゃまずい。
こんな惨敗続きの私でしたがこのせいじの厳しいお言葉を素直に受け止め、コンパを重ねていくことで徐々にコンパマスターになっていきました。
せいじも今では「いい女になったな」と手のひら返してくれてます。
どうでもいいけどなんでお前はいつも上からなんだよ??
次回、トマト流コンパ必勝法をお届けします!