この映画を数年前に名古屋今池の路地街にある小さな古びた映画館を探して観に行きました。
保健所の実情…保健所から保護された子達の実情をドキュメンタリーとして映画化されたものでした。
来月から【犬と猫と人間と2】が映画化されドキュメンタリーとして放映されます。
今朝の配達中、この映画のお話のことがラジオから流れて来ました…。
今回の2では、震災で家族を失ったペットや畜産の子達のお話だそうです。
その中で保護活動されている方の『出会ってしまったから…この命に』という言葉がありました。
私の胸にとても詰まる言葉でした…。
命に出会った以上、命を守ることに精一杯になります。
子猫3匹拾えばミルク代・ワクチン・去勢・避妊で10万はかかります。
ましてや病気の子はもっとかかります。
でも出会った命が目の前にある以上、抱えて帰ります。
私にとっては『出会ってしまったから…この命に』という捨て猫さんが6匹家族になっています。
自分の意思で保護団体さんから譲り受けた2匹の子猫とは少し違う感覚で思い入れがある理由が自分では分かりませんでしたが、ラジオから流れて来た『出会ってしまったから…この命に』がまさにそのものだと感じました…。
犬とも猫とも人間とも、全ての出会いは偶然ではなく必然だと思っています。
帰って来て突然増えている犬猫に家族はもう驚きもしなくなりました…。
『また拾ったんや~』とか
『新しい子がいる~』とかそんなことを普通に受け入れてくれる家族です。
【出会ってしまった命】は【出会わせてもらえた命】なのだと思います。
震災で沢山の子達が命や家族を失いました。
どうか守られた命が優しい里親さんに出会えますように…この映像がこの子達の命のバトンになりますように願わずにいられません。