グループ指導は「見せて、聞かせて、させてみる」 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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今日は自由が丘でピラティスセッションでした。
プライベートセッション(個人レッスン)を2セッション。
お二人とももう1年以上、月に3~4回のペースで続けてくださっています。


レッスンでお借りしているスタジオPYPには
リフォーマー、キャデラック、チェアなど
一通りのマシンが揃っているので、
エクササイズのアレンジがしやすいのが
とっても助かっています。


プライベートセッションの場合、
「教え方」はお客様によって変わります。
個別化するのはエクササイズのチョイスだけではありません。
「どう伝えるか」も完全個別対応です。


一方、グループレッスンの場合は、
様々なタイプすべてに伝わるようキューイング(声がけ)します。


同じキューを出してもお客様への伝わり方は千差万別。
それは、お客様の経験値や習熟度による違いもありますが、
人によって「習得のしかた」にも得意・不得意があるからです。


やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。


これは山本五十六が言ったとされる言葉。
なぜこの言葉をご紹介したかというと、
ここには
・見る=V(視覚)
・聞く=A(聴覚)
・する=K(体感覚)
という3つの要素が組みこまれているから。


私たちが情報をインプットするときには、
見る、聞く、触るなどの「感覚」を使います。
誰もがすべての感覚を使っていますが、
実は個人個人に得意な感覚、不得意な感覚が
あったりするんですよ。


この得意・不得意によってタイプ分けしたのが
上記の3つ、VAKタイプといわれる分類。


グループレッスンを指導するときには、
1つの説明に対して、この3つを同時に組み込むようにすると、
VAKすべてのタイプにアプローチできます。


つまり、
「見せて、聞かせて、させてみる」


VAKタイプについては、
過去こんな記事を書いたことがありました。


VAKについてはそれぞれのタイプ別に
もう少し細かく伝え方のコツがありますので
それはまたあらためて詳しく記事にしますね!