ヴィーガンパワー | 中尾 あきら 「和の道」

ヴィーガンパワー

こんにちは! 90年代後半は日本のレスリング85キロ級の選手の中でもっともマッチョで目立っていた 中尾あきら です。

 

1999年と2000年にレスリングの全国社会人選手権で優勝しました。

レスリングを始めたのが高校を卒業してから、それまでのスポーツ歴はゼロ、しかも運動音痴、ということで、体力だけは絶対に負けてはいけないと、毎日毎日2時間以上トレーニングし、スーパーサーキットトレーニング(心肺機能をあげるトレーニング)を休憩もしないでやりこんでいました。

 

2001年に結婚をしたのを機に、満身創痍だったこともあり、第一線から退きましたが、仕事の傍らトレーニングは続け、なんとかアスリート体型を維持していました。

 

ただ、2006年にアメリカに来てからは、日系のブラックな会社でレストランの雇われマネージャーという長時間労働の代名詞のような仕事をして、87キロだった体重も80キロまで落ちていきました。


独立起業して菜食レストランVegiLiciousを立ち上げるわけですが、このオープニング前後の大変さで、体重は71キロまで落ち、同時に筋肉も随分落ちました。

 

でも、仕事のペースにも慣れ、栄養バランスの富んだヴィーガン(完全菜食)料理を毎食食べていると、全然疲れず、時間を作って、たとえ15分でも、週5回はトレーニングもできるようになってきました。

 

今年に入って、体重はついに80キロまで回復しました。

 

しかも、脂肪は一切ついておらず、筋肉だけで! 

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新卒のときからウエストのサイズはまったく変わっておらず、今でもその時のスーツのズボンをはけます。

 

今日のスクワット(バーベルを担いでしゃがんだり立ったりして足の筋肉を鍛える種目)は545ポンド(245キロ)までいきました。

 

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バーベルの端をご覧いただくとお分かりのように、もはやプレートをつける場所が残っていません。(一番端に大きいプレートをつけられるかどうか微妙なところです。)
 

カール(ダンベルを巻き上げて腕を鍛える種目)も片方80ポンド(36キロ)でやっています。アメリカのジムにはデカい人がいっぱいいますが、私より重いカールやスクワットをしている人はいません。


いつも「何を食べてるんだ!?サプリは?」と聞かれますが、
「トーフだよ~、サプリはいらない」と言うと茫然とされます(笑)
 

もうすぐ47才で、毎日14時間店で働いていますが、全然へっちゃらで、筋力もレスリング選手時代のものに近づいています。ヴィーガンは凄いですね。心身ともに常に爽快です♪ 正しいものを美味しく食べて、楽しく努力するとやはり成果が上がりますね。

 

お読みいただき、ありがとうございます。

 

中尾あきら